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尊敬と信頼の国際ネットワークの拡充を
AMDA多国籍医師団の強化に向けた国際会議開催
 
 

 「救える命があればどこまでも」のスローガンのもとに災害救援活動を実施しているAMDA多国籍医師団の強化のために2つの国際会議の準備を進めている。

最初は11月23日と24日にインド連邦首都ニューデリーで開催予定の「第20回AMDA国際会議」である。2百年に1度といわれた2004年12月26日に発生したスマトラ沖地震・津波被災者救援活動の3年目の検証である。それと共にAMDA多国籍医師団の中央アジアと南西アジアにおけるネットワークの拡充である。

次は11月30日から12月2日にフィリピンのレガスピ市で開催される「第1回AMDA アジア緊急救援担当者会議」である。レガスピ市は、2006年に発生した台風による被災者救援活動をAMDA多国籍医師団が実施した場所である。犠牲者および家族のために合同慰霊祭の実施と、AMDA多国籍医師団を支える緊急救援調整員強化プログラムの実施である。
2004年12月津波後のバンダアチェ
左記災害救援活動に参加したインドネシア支部医師3名(前列)が2007年10月本部訪問
 
 
AMSAとの連携強化
   
 AMSAとはAsian Medical Students' Associationの略称である。1979年に医師だった私と2名の岡山大学医学生がカンボジア難民キャンプに支援に行った時に、「善意だけでは何もできなかった」事実を反省して、1980年に開催した「第1回アジア医学生国際会議」が発展した団体である。現在は15の国と地域の医学生たちによって運営されている。2004年12月のスマトラ沖地震・津波被災者救援活動がAMDAとAMSAの記念すべき初めての災害救援連携活動となった。AMSAは最も身近な存在である。2007年3月に協定を交わした。
AMSA国際会議



 
 
韓国・台湾に協力団体誕生
   
 災害救援に関する協定を2007年7月にAMDA韓国支部立ちあいのもと、首都ソウルにある建国大学病院と結んだ。また、2007年9月にはAMDA台湾支部立ちあいのもと、首都台北にある私立病院・診療所協会と同協定の調印式を執り行った。
台湾で調印式  



 
 
 


 

 

 

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