1.プランバナン(中部ジャワ州クラテン県プランバナン郡)周辺の村々における巡回診療とプランバナン診療センターでの診療
(AMDAインドネシア、日本、マレーシア、ネパール、カンボジアの各チーム)
プランバナンを拠点とする巡回診療チームは、2チームに分かれ、プランバナン郡ペレン村内2箇所(サンギンガン地区、ゴボグ地区)での巡回診療を実施。患者総数は800余人(男性47%、女性53%)。年齢別では、41歳〜50歳までの年齢層が最も多く(20%)、次いで30歳代(18%)、50歳代(16.5%)。症例としては、骨、関節、筋肉などの運動器系疾患(25%)。呼吸器系疾患(20%)、特に呼吸器系疾患をもつ外来患者数は増加傾向。循環器系疾患(13%)、多くは高血圧。特筆すべきは子ども達の食欲不振、頭痛、全身倦怠感等の症例は地震との関連が強いと思われ、増加傾向。(6月10日現在)
7日より、インドネシア政府・WHO・UNICEFによる"予防接種キャンペーン(9ヶ月〜15歳:はしか、15歳以上:破傷風)に協力。ブトウ村にて47人、タンカラセンベン村にて50人の子ども達へのワクチン投与を実施。