AMDA熱帯医学データベース Archive
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AMDA熱帯医学データベース

AMDA熱帯医学データベースver.2.0のご案内

 AMDA学術委員会では1995年7月、 AMDA Internet Stationに「AMDA熱帯医学データベース」を収録し、インターネットユーザーにこれを広く利用して頂ける様にしました。
AMDA熱帯医学データベースは、熱帯地域で当会の保健医療プロジェクト参加者のために開発されたものです。これは発展途上国で保健医療に携わる方々に熱帯性疾患の情報を提供するばかりでなく、日本国内で海外からの輸入感染症を治療または研究する全ての保健医療従事者、及び海外で在留邦人の健康管理を行なう保健医療従事者にも有益な情報源となることを願って、内容の更新を図ってまいりました。
一方、本データベースの公開以降、インターネットの世界的な拡充は目覚しく、ハイパーリンクを駆使した関連情報へのリンクがますます重要となっております。そこで学術委員会ではAMDA熱帯医学データベースver.2.0を新たに作成することとしました。

 本データベースは主に熱帯地方でよく見られる寄生虫疾患、真菌疾患、細菌疾患、ウイルス疾患、病害動物、栄養障害、遺伝性血液疾患を疾病別に分け、その疫学、病態生理、臨床症候、診断、治療、予防について、現地の実状を考慮して、必要と思われる内容をまとめてあります。
また、日本国内で輸入感染症を診断・治療する医療従事者のために、4つの索引を設けて、主要徴候、潜伏期、罹患頻度、地理的疫学から最も疑われる疾患を幾つかに絞り込んで、それらの詳細を本文で検討出来る工夫がなされています。
尚、このデータベース中の治療法を参考に処方される場合には、主治医の最終判断と責任の上に行うようお願い申し上げます。
また国際保健医療を行なう上で知っておきたい国連機関が決議した宣言文を、日本語に翻訳して第I部にまとめてあります。これらは地球規模で推進される国際保健医療の実際を理解する上で、役に立つ情報となる筈です。

 日本国内で治療に当たられる医師の方々には、治療薬の入手が次に現実的な至急の問題となりますが、この点に関しては厚生省新薬開発推進事業・熱帯病治療薬の開発研究班に直接ご連絡下さい。
但し、同開発研究班からは予防内服用の薬剤供給は、原則的に行なわれておりません。
・連絡先;東京慈恵会医科大学寄生虫熱帯医学教室(大友弘士教授)
 電話:03(3433)1111、内線2285

 海外の最新の感染症疫学情報を必要とされる方は、国立感染症研究所感染症情報センター厚生省成田空港検疫所のホームページをご覧下さい。

 在日外国人の医療相談(言葉の通じる医療機関の紹介、日本の医療制度と福祉制度の相談、治療費の問題など)については、AMDA国際保健医療情報センターが日本語の他、数ヵ国語で問い合わせに応じています。

  • AMDA国際医療情報センター東京;
    電話:03(5285)8086、ファックス:03(5285)8087
  • AMDA国際医療情報センター関西;
    電話:06(636)2333、ファックス:06(636)2340

本データベースの版権は、AMDAに属します。

最終改訂:1998年5月15日