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アキダニ症(harvest tick, aoutat)


アキダニ症は六脚類のアキダニ(Thrombicula autumnalis)の幼虫の吸着に因る。
本症は温帯の草原や森林で、気候のよい時期に大量発生する。アキダニが皮膚の咬着すると、秋季性紅斑を生じ、極めて掻痒が強い。主に衣服の締め付ける部位に多く、時おり熱発する。
治療は抗ヒスタミン薬、かいせん治療のクリームを使用する。熱発時にはtetracycline系抗生物質を投与する。
予防には殺虫剤やdimethylphtallateのような忌避剤が推奨される。
なおヒゼンダニの寄生によるつつが虫病は、第IV部・第15章のリケッチア症 を参照のこと。

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