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症候
潜伏期は約10日間で、幼虫の吸着部に極めて早期から紅斑性丘疹刺し口として時おり見られる。発病は激烈で、熱発、びまん性疼痛、結膜充血、リンパ節腫大を認める。全身期には発熱が稽留し、脈拍は時おり解離し、中程度の脾腫があって、重篤な感染性症候群を呈してチフス様である。発疹は殆ど全てに見られるが、目立たないことや一過性のことがある。最初は斑状で、次いで斑状丘疹になるが、顔面、手掌、足蹠には一般に見られない。痂皮はふつう病原体の侵入部位である。心筋炎の臨床上、心電図上の所見、精神神経所見、呼吸器症状(非定形的な肺炎像)はそれほど多く見られない。抗生剤導入以前は重篤で、死亡率は患者年令と地域により1-6%であった。合併症も頻繁だった。  
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