Sorry ,This page is written in JAPANESE. English version is not available

症候,/B>
/B>:潜伏期は平均7日間で、発病は一般に激烈である。びまん性の疼痛と結膜充血があり、熱発は40℃にのぼる。この病期に吸着部の刺し口、せつや水泡が見つかり、診断への方向付けとなる。
全身期には診断は容易となる。40℃の熱発に脈拍の解離はなく、頭痛、舌苔、時おり中程度の肝脾腫を認める。発疹は熱発後2-4日して現われ、体幹部から次第に広がり、次の発疹の広がりで全身に生じる(顔面、手掌、足蹠を含む)。皮疹は斑に始まり、時折黄色い暈を作って、さまざまな形の丘疹となる。発疹の広がりが続くのは、形や出現部位がいろいろな皮疹が次々に出現するためと考えられる。時おり粘膜疹が出来ている。《黒色斑》は最終的な皮疹で、診断につながる。これは吸着部に出来る痂皮で、一般に下肢に見られる。無痛性のため、全身をくまなく探すことである。経過は治療を行なわなくても、合併症もなく良好で、患者は尿量を回復し解熱して、15-20日後に軽快する。抗生剤の投与で数日以内に解熱するが、発疹は続く。

  臨床で見られる型:筋関節痛、胃腸障害を伴う紛らわしい症例や、刺し口が無く、結膜炎や結膜水腫を合併するものでは、結膜が侵入部位であることが多い。小児では普通、良性型である。合併症型或いは重症型は欠乏症や栄養不良の者、高齢者、アフリカの患者で多い。心筋炎や静脈炎は稀である。抗生剤の導入後、髄膜炎や脳炎は稀となったが、眼科的合併症(結膜炎、ぶどう膜炎、網膜炎、視神経萎縮)はそれよりも多い。
 
熱帯医学データベースに戻る

AMDAホームページに戻る


      このページは、アムダ企画のご協力により作成されました。

            お問い合わせはmember@amda.or.jpまでお願いいたします。