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境界ライ腫型(BL):臨床上は皮膚病変の数がますます増加する(10から50)。両側性、対称性で、知覚低下はなく、浸潤の仕方は、縁辺に向う(環状性)か、全体的(ライ腫)である。環状の浸潤病変はBT、BB、BLの境界群の大半に専ら認められる。丘疹性の縁辺は浮き彫り状を呈し、(縁辺の内外が不鮮明な)BBや(外縁は不鮮明だが、内縁は明瞭で《皿の裏側》の様な)BLとは区別出来る。ふつうは知覚低下がなく、縁辺の形態の違いから、類結核型の環状病変とも区別可能である。
神経病変は両側性、対称性に拡大する。皮膚付属器と粘膜の病変は、ライ腫型病変に近付くほど多くなる。
皮膚浸出液からの菌の検索は陽性で、菌量はますます多くなる(4+から5+)。
光田式皮内反応は陰性を示す。
組織学的には類上皮細胞性の形態を示す、組織球性の細胞浸潤、 Virchow細胞、僅かにリンパ球を認める。 Ziehl-Neelsen染色では、BAAR(++)となる。
経過中、I型反応とライ性結節性紅斑を見ることがある。
 
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