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ムコール症(毛菌症)


ムコール症は日和見性の深在性真菌症で、世界中に見られ、ムコール目のAbsidia, Rhizopus, Mucor種が病原菌である。
種々の臨床症状が知られており、頭蓋−顔面型(糖尿病性アシドーシス)、肺型(糖尿病、白血病)、胃腸型(クワシオルコル)、播種型(白血病)、皮膚型(糖尿病、火傷)がある。診断は肉眼解剖学的に行なわれることが多い。
菌は隔壁がなく、枝分かれしており、脈管に侵入する。Gomori-Grocott染色でよく染まる。経過は殆どが致死性である。もしも生存中の患者に診断がなされた場合は、唯一有効な抗真菌剤であるamphotericine Bを用いる。

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