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疫学
スポロトリクム症は皮下とリンパ系の真菌症で、時には全身性となる。
二相性の菌(ギリシャ語で《胞子とフィラメント》の意味)である、Sporothrix schenckiiが病原菌である。
S.schenckiiは菌糸型で植物や、時には死体、病人の体に発育する。ヒトと動物に寄生した状態では、その形態で最も多いのが3-6μm 大の《葉巻型》か、直径10-12μm の《星型の半球体》である。ヒトへの感染経路は殆どが皮膚からである。誤って刺さった棘に土壌から汚染された菌が侵入する。従って、本症は農民、樵(きこり)、鉱夫に多い。肺からの感染も起こり得る。
スポロトリクム症は世界中にあるが、実際は殆どの症例がラテンアメリカ(メキシコ、ブラジル)とアフリカ南部からである。
 
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