Sorry ,This page is written in JAPANESE. English version is not available

疫学
本症の同義語にはクロモブラストミコーシス(Chromoblastomycosis)がある。
クロモミコーシスは皮膚−表皮の真菌で、黒色の菌糸をもつFonsecaea, Phialophora, Wangiella, Cladosporium種が病原である。

現在5つの真菌種が病原菌として知られ、Cladosporium carrioniiが最も頻度が高い。これらの菌は自然界では、いろいろな植物に菌糸の形で発育する。培地上でも同様である。一方ヒトに感染すると、6-12μm 大の褐色の壁をもち、その内部にフマゴイド細胞を作って増殖する、円形の細胞として認められる。

ヒトには汚染された棘を刺した時に感染し、そのためクロモミコーシスは農村部で多い。本症は世界中に見られるが、しばしば熱帯地方の中米、大アンチル諸島、マダガスカルによく見られる。南米、アフリカの赤道部、オーストラリア、アジアからの報告もある。
 
熱帯医学データベースに戻る

AMDAホームページに戻る


      このページは、アムダ企画のご協力により作成されました。

            お問い合わせはmember@amda.or.jpまでお願いいたします。