Sorry ,This page is written in JAPANESE. English version is not available

治療と予防
 griseofulvine(Grisefuline, Fulcine) は経口投与で大変効果のある抗真菌薬である。成人で125mg 錠を1日4-6回、小児で2-4錠、乳児で1/2-2錠を、病原菌や部位に応じて投与し続ける。この治療法は高価で、集団治療に不適なことが欠点である。小児の頭癬でgriseofulvine 125mg錠を12錠単回投与して、治療に成功することがある。脂身の肉を同時に食べると(抗真菌薬の吸収が増して)効果が上がる。
局所治療は付随的に行なう。剃毛、爪の研磨、さらにヨードアルコール、Whitfield クリームかローション、特別なクリームへの添加粉(Fongeryl, Jadit, Pinafucine, Daktarin, Pevaryl) の塗布が試みられる。ketoconazole(Nizoral)は難治例(爪床炎、毛髪の頭癬)に対して適応がある。成人で400mg 、小児で50-200mg投与する。griseofulvine を1ヵ月使用しても効果がないときは、ketoconazoleを開始すべきである。
 予防は個人的(トイレ、衣類)、集団的(水浴場、プール)な衛生管理と、感染源の調査と治療(学校で集団生活する児童、家畜)が挙げられる。

熱帯医学データベースに戻る

AMDAホームページに戻る


      このページは、アムダ企画のご協力により作成されました。

            お問い合わせはmember@amda.or.jpまでお願いいたします。