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 疫学
  蟯虫、Enterobius vermicularisは雌が体長10mm、雄が3mmで、両方とも回盲部に寄生する(図1・釘頭と比較した成虫)。成熟した雌虫は直腸へ進んで、肛門周縁に留まる。そこで数万もの卵(図2)を産み、幼虫包蔵卵は直ちに感染可能となる。この病気は感染者からの何万もの虫卵が播き散らかされて拡がり、家族や学校で患者のまわりにいる者に感染する。これは虫卵が経口的に接種され、胃で幼虫に孵化し、3-4週後に回腸末端で成虫になる。衛生環境が整っていないところの小児には、しばしば自家感染が見られる。肛門部を掻きむしる時に、手が虫卵で汚染され、それを後で飲み込んでしまうのである。

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