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 トリパノソーマの疫学調査


  ブラザビルで1948年に制定された指標により、浸淫度を正確にし、その経過を追うことが可能となった。新規罹患指数(L'indice de contamination nouvelle, ICN )は、全調査人口中の新規感染性疾患数の割合を集計したものである。新規罹病指数(L'indice de morbidite nouvelle, IMN )は、全調査人口中新規のトリパノソーマ症例数を割合(罹患率)を集計したものである。病原体伝播指数(L'indice de virus en circulation, IVC )は、全調査人口中の新規及び継続中の疾患数の割合を集計したものである。さらに全感染指数(L'indice de contamination totale, ICT )は、全調査人口中の新規及び継続の全疾患届け出数(有病数)である。これらの指数全ては寄生虫学的又は血清学的な調査をもとに決められる。IVCは流行地域では40%を上回り、浸淫地域では3%に満たない。幾らか残った発生源以外は疾病が制圧された地域では、この値は0.02%まで低下する。過去10年以内に政治的不安定があった地方では、 0.7%に跳ね上がる(図2−3)。

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