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 ツェツェ蝿


   Les glossines又はツェツェ蝿はトリパノソーマの媒介昆虫である。体長が6−13mmと大型の双し目で、体の前方に伸びた吻管(ギリシャ語で小さな舌の意)と休止時には背部で折り重なった鋏のような支羽が特徴的である(図2−1)。雌雄とも吸血性で、48時間以内に日中ヒトばかりでなく動物(哺乳類、爬虫類とも)も刺す。雌は柔らかい地面に産卵し、幼虫は木陰に移ってすぐに地中に入り、不動性の蛹に変態する。そこから1ヵ月余りして成虫が現われる。 glossinesには幾つかの種がある。Glossina tachinoides, G.palpalis, G.fuscipesといったT.gambiense の媒介蝿は川沿いの立木や森に生息する(図2−2)。 T.rhodesiense の媒介蝿のG.morsitans , G.pallidipes , G.swynnertoni はサバンナの森林に生息する。ウガンダではT.rhodesiense はヒト嗜好性のGlossina fuscipes に適合するため、この地方では発生源よりも大規模に流行する現象が第二次世界大戦以来確認されている。
  glossineは一回の吸血のみで感染する。血液と共に取り込まれたtrypanosomesはあちこちを巡った後、3週間余りで成熟感染型(metacyclique infestante) として唾液腺に現われる。新たに吸血する時、glossineは刺し口から有毒の唾液腺を突き刺し、感染させる。glossineはヒトも動物も吸血するのに、そのうちの3%しかトリパノソーマを感染させないので、媒介能率は悪い。しかも雌は一生のうちに6−8匹の幼虫しか産まない。もしも伝播が周期的に活発になるとすれば、これはglossineの媒介に因るもので、先天性、授乳性、輸血性、実験室での事故は極めて希である。

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