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症状と診断
  住血線虫症は通常、有熱性の髄膜脳炎が急激ないしは緩徐に発症し、全身状態は保たれたまま、数日から数週間で自然寛解する。時おり顔面麻痺、複視、感覚麻痺、運動機能の欠落もしくは反射の消失がよく見られる。死亡することもあるが、極めて稀である(図1・クモ膜下腔の幼虫像)。

図1

  腰椎穿刺では、髄液は清明または稀に混濁し、常に非化膿性である。中程度の高蛋白血症、細胞数増多は4-500/μl に達し、このうち40-50%は多核性の好酸球となる。浸淫地帯では、斯様な髄液の異常で事実上診断が付き、一方で未熟な虫体をこの中に発見することは極めて例外的である。特異的血清反応は研究中である。
 


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