Sorry ,This page is written in JAPANESE. English version is not available
疫学
アニサキスは、Anisakis simplex, Phocanema, Contracoecumといった回虫に近い線虫である。成虫はクジラ目（クジラ、マッコウクジラ、イルカ）またはき脚亜目（アザラシ、アシカ）の消化管に寄生し、幼虫は海棲魚類（ニシン、タラ、タラダマシ、サバ）に広く見られる。ヒトは感染した魚を生で食することで感染する。幼虫は胃、十二指腸、稀に大腸壁を貫通し、好酸球性肉芽を形成する。以前感作を受けた者は、その肉芽は偽性腫瘤、偽性蜂巣炎、ないしは穿孔を起こす。
アニサキス症はオランダで同国風の調理をされたニシンを食べて罹った症例が初めて報告されて以来、北海沿岸諸国、フランスの大西洋沿岸、日本で同様に見つかっている。
熱帯医学データベースに戻る
ＡＭＤＡホームページに戻る
このページは、アムダ企画のご協力により作成されました。
