2006年6月22日
インドネシア・スラウェシ島南部の南スラウェシ州各地で、18日から降り続いた大雨で洪水や土砂崩れが発生した。地元当局者によると少なくとも180人以上が死亡、130人以上が行方不明になっている。また、民家が多数浸水し、約7500人が避難している。洪水で橋が流され、道路が寸断されたため孤立した村も多数あり、国軍などによる救援活動も難航している。
AMDAではこの緊急事態に対し、AMDAインドネシア支部からの要請を受け、岡山本部からの派遣を決定した。被災地にて同支部医療チームと合流し、救援活動を開始する。
なお、本日22日昼、AMDAインドネシア支部医師5人と医学生5人がマカッサル(同支部所在地、南スラウェシ州州都)を出発し、既に被災地で活動を開始している。
<日本からの派遣者>
山上 正道(やまがみ せいどう) AMDA調整員 岡山市在住
ミャンマー、インドネシア・ニアス事業担当
(AMDAでの緊急救援活動)
2002年1月 アフガン難民支援(パキスタン)
2003年2月 スリランカ「医療和平」
小堀 他津子(こぼり たつこ) 看護師 岡山市在住
医療法人アスカ会看護主任
(AMDAでの緊急救援活動)
1999年9月 台湾大地震緊急救援
2005年3月 インドネシア・ニアス島緊急医療支援
<派遣日>
6月23日(金) 9:45 岡山空港発(大韓航KE762)
20:10 (日本時間22:10)ジャカルタ着
6月24日(土) 1:00 (日本時間 3:00)ジャカルタ発 マカッサル行き
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