2005年10月9日
パキスタン北部やインド北部を襲った地震で、パキスタン国軍の報道官は、死者が1万8,000人、負傷者が4万1,000人に達したと明らかにした。同報道官は、犠牲者はさらに増える恐れがあるとしている。
AMDA は、AMDA多国籍医師団を編成し、緊急救援活動を実施することを決定した。AMDA多国籍医師団は、2004年12月のスマトラ島沖大地震・津波緊急救援時に本部と9ヵ国の支部で編成され、インドネシア・スリランカ・インドの被災地へ100人以上のスタッフを派遣した実績がある。
【パキスタン・クエッタから派遣】
10月9日(日)パキスタン航空PK352便
クエッタ発16:50(日本時間20:50)
イスラマバード着18:15(日本時間22:15)
佐伯美苗(さえき みな) 調整員 AMDA本部職員 女性 岡山市在住
Dr. Zardana Wardak ザルダナ・ワルダック 産婦人科医 女性
AMDAパキスタン・クエッタ事務所
Ghulam Raza グラム・ラザ 調整員 男性
AMDAパキスタン・クエッタ事務所
【日本から派遣】
10月10日(月・祝)パキスタン航空PK853便
成田発14:00 イスラマバード着21:05(日本時間11日01:05)
吉川勝貴(きっかわ かつたか) 調整員 男性 神奈川県出身
AMDAパキスタン・クエッタ事務所(現在日本に一時帰国中)
なお現在、本部の他、パキスタン・インドネシア・ネパール・バングラデシュ各AMDA支部から医療従事者を派遣する予定で最終調整を行っている。
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