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AMDA速報 イラン南東部大地震の被害に対する緊急救援活動
 
石井正弘岡山県知事を訪問、活動報告
 
 
2004年2月7日

 昨年末のイラン南東ケルマン州バム近郊を襲った大地震に対する緊急救援活動として、AMDA本部より医療救援チームを派遣、併せて、岡山県との連携により岡山県備蓄センターに備蓄されていた救援物資を被災地に提供いたしました。
 多くの岡山県民の皆様から寄せられた救援物資をご提供いただきました岡山県に対して、1月28日、菅波茂AMDA理事長が石井正弘岡山県知事を訪問し、活動報告を行いました。

《岡山県の国際救援物資について》
 岡山県備蓄の国際救援物資については、去年12月31日、岡山空港内の救援物資備蓄センターより、トラック2台に積載して成田空港へ向けて搬送。被災地では防寒対策が急務で、総重量3414.5kgの救援物資の中でも毛布、シュラフ等の優先度が高いとして、イラン政府担当官の指示により、分包してイラン航空機にて空輸された。1月8日までに全ての救援物資の通関を終え、テヘランに到着した物資は、イラン赤新月社により被災地バムに搬送された。既に石井岡山県知事のもとへ駐日イラン大使より、感謝状が贈られている。

 岡山県が集めている救援物資については、こちらをご覧下さい。


 
細村医師、古賀看護師 ズームイン!!SUPER出演
 
2004年2月2日

 イラン南東部地震の緊急救援活動の様子が、2月4日(水)日本テレビ系列「ズームイン!!SUPER」において午前8時〜8時20分の枠で紹介されます。

 生中継で細村医師、古村看護師にインタビューもありますので、ぜひご覧ください。


 
イラン南東部地震・緊急救援医療チーム帰国報告記者会見 内容
 
 
 
2004年1月16日17:36

 1月16日(金)15時より、AMDA本部隣接のすこやか苑にてイラン南東部地震・緊急救援活動記者会見が行われました。

 まず、菅波AMDA代表が、今回のイラン南東部地震緊急救援活動について、3つの柱(1)日本からの派遣チームの活動 (2)岡山県、イラン政府、AMDAの連携で物資を輸送したこと (3)AMDAインドネシア支部の活動 があると説明。

 次に、AMDA緊急救援事業部職員で今回の救援活動で調整員として活動した佐伯美苗がバム市についての概要説明と今回の救援活動の概要説明を行い、1月1日から11日までのバムでの医療支援活動延べ300人以上の患者を診察したこと、細村医師のイスラム圏での活動経験と古村看護師(1999年のトルコ北西部大地震でのAMDAでの救援活動経験)の災害時での活動経験がいかに役に立ったかについて説明しました。

 細村医師は、今回の活動について、「我々が被災地バムに到着した時には既に重傷患者は大きな都市に搬送されていたため、我々は、通常医療サービスの受けられない患者に対して巡回診療を行った。患者のほとんどは家族を含め知り合いを亡くしており、何をしてよいのか全くわからずただただ呆然としていた。不安で夜眠れない、と言われる患者が多く見られた。日が経つにつれ、精神的ダメージを受けた患者のケアが重要になってきた。また、現地で多大なるご協力をいただいたデリジャニー医師は、ご自身も家族を亡くしていらっしゃったにもかかわらず、非常にお世話になった。」と語りました。

写真:菅波代表(左)、細村幹夫医師(中央)、佐伯美苗調整員(右)


 
イラン南東部地震・緊急救援医療チーム帰国報告記者会見について
 
 
2004年1月15日22:28

 イラン南東部において、昨年12月26日現地時間午前5時半頃発生した地震の被害に対し、特定非営利活動法人AMDA(アムダ)は、医師、看護師、調整員を派遣し、イラン南東部の古都バムを中心に緊急救援医療支援活動を行ってきました。

 被災後2週間が過ぎ、現地の状況が落ち着きを取り戻しつつあることから、岡山本部から派遣した医療救援チーム(以下日本からの派遣者3名)が行ってきた被災者への第一次医療救援活動は終了することとしました。なお、AMDAインドネシア支部のメンバーについては、現在も引き続き被災地にて活動を継続しています。同チームは、本日15日(木)16:15関西空港着 EK316便にて帰国いたしました。

 つきましては、活動報告記者会見を下記のとおり行いますので、よろしくお願い申し上げます。

日本からの派遣者
佐伯美苗 (さえき みな) 緊急救援事業部(調整員)   岡山市在住
細村幹夫 (ほそむら みきお) AMDA登録医師   埼玉県在住
古村由香 (こむら ゆか) AMDA登録看護師   神奈川県在住

日時: 2004年1月16日(金)15:00〜
場所: すこやか苑4階 多目的ホール(アスカ国際クリニック隣接)
出席者: 細村幹夫(医師)・ 佐伯美苗(調整員)・AMDA代表 菅波 茂

写真:帰国後、AMDA本部にて菅波代表に活動報告を行う細村医師と佐伯美苗調整員


 
イラン南東部大地震 最新活動レポート
 
 
 



 
2004年1月7日

 2003年12月31日よりAMDAが継続しているケルマン、バム、バラヴァトでの医療支援は巡回診療は、今日で1週間を迎えた。

 1月7日は、昨日6日と同じくバムの旧市街での巡回診療となったが、今日でほぼバム市内をひととおり巡回した。

 地域により、日により受診者の特徴はやや差異がみられるが、共通していえるのは、やはり厳しいテント生活の疲れ、震災後の怪我や病気の悪化である。

 地元病院の機能回復は進んでいる模様だが、病院で手当を受けないまま、または受けられないままの住民はまだ多く、AMDAはさらに巡回診療による医療救援を継続する。

(報告者:AMDA職員 佐伯美苗)
 
イラン南東部大地震 写真レポート
 
2004年1月7日

写真: バム住宅地での巡回診療活動。子どもたちはすぐに泣き出し、親にも不眠症が多い。



写真: バム旧市街での診療に向かう道中、火傷の患者が駆け寄ってきた。急遽診療車を停め、治療を実施した。(右:細村幹夫医師、左:古村由香看護師)
 
イラン南東部大地震 救援活動レポート
 
 
2004年1月6日

 2003年12月28日よりケルマンおよびバムにて緊急医療活動を継続しているAMDA医療チームは、2004年1月5日、バムの旧市街南部にて診療活動を実施した。

 旧市街では病院施設も復旧しはじめているようだが、病院での応急処置のあとに継続して治療を受けられなかった被災者、ほこりや乾燥のために呼吸器をいためたり、疲れなどから風邪をひいた被災者などが目立った。

 町の中心部に近く、もとは住宅街であったこの地区は、市の北辺部と比べるとがれきが多く、その密集度が高いため、かなり埃っぽいと思われた。被災者用テントの密集度も高いため、助け合って暮らすことができ、配給を受けやすい利点はあるが、他方、このように怪我や疾病を放置している被災者の多いことが懸念される。今後も引き続きバムでの活動を継続する。

(報告者:AMDA緊急救援事業部職員 佐伯美苗)


 
イラン南東部大地震の被害に対する緊急救援活動 速報8
 
 
 
2004年1月4日17:10

 1月2〜3日の両日、AMDA医療救援チームは継続してバム市内と、隣接するバラヴァド(バムより5km)にて移動診療活動を実施するとともに、ザーラ・シャヒーディー医師はケルマン州立総合病院集中治療棟にて重症・救急患者に対する医療支援を実施した。

 AMDAチームはバム市北部、さらにバラヴァド南部の住宅街で拠点を設け診療を行った。被災患者を診察していると、車やバイクを停めて診察を受けに来る人々、付近のテントに患者がいることを知らせに来る人々が詰め掛けた。

 受診者の中には、被災時の負傷だけでなく慢性的な疾患をかかえ、テントでの生活によって症状を悪化させていたり、ほこりや乾燥による咳、のどの痛み、扁桃腺の腫れ、発熱、下痢、気管支炎といった症例なども見られた。これらの患者は、病院が遠いなどの理由でケガを放置、あるいは病院が混雑していて十分な手当を受けられず悪化したものと思われた。また、家族や近所の人たちの救助活動のために、自身の打撲や脱臼を放置していた人も数人いた。被災直後に頭皮や足などの縫合手術を受けていた患者は、その後放置されていたため化膿が進行していた。被災後1週間を経て救急救命の時期を過ぎたとはいえ、厳しい寒さの中長引くテント生活から生じる困難やストレスが健康に影響し始めている。

 AMDAは、引き続きケルマン州立総合病院とバム市内での診療活動を今後も継続していく。

写真上:AMDA医療救援チームによる火傷の手当てを受けるエレファン君
写真下:AMDA移動診療の様子


募金のお願い
郵便振替 口座番号 01250-2-40709
口座名 AMDA
通信欄に「イラン大地震」とご明記下さい。


 今回のイラン地震救援について、多くの方々からご支援やボランティアのお申し出をいただいております。皆様の温かいお申し出に本当に感謝いたします。ありがとうございます。


 
イラン南東部大地震の被害に対する緊急救援活動 速報7
 
 
 
2004年1月2日14:44

 2003年12月26日早朝、イラン国バムで発生した地震に対し、翌々日28日から医療救援活動を開始したAMDA救援医療チームは、昨日朝より現地での拠点ケルマンからバムに入り、本格的な医療活動を実施した。

 ケルマンからバムへ通じる幹線道路はほとんど被害が及んでおらず、救援物資などの輸送は順調に進んでいる。また周辺の集落にほとんど被害は見受けられず、今回の地震がいかに局地的な大被害をもたらしたかを物語っている。

 AMDA医療救援チームはバム到着直後から、バスを使った車輛内での診療を実施した。受診に集まった患者や付添い家族、周辺地区の生活状況から推測すると、地震による外傷的被災者に加え、被災後の衛生・生活環境の悪化から健康状態に影響が出はじめていること、また比較的軽度な外傷にもかかわらず、数日間放置されていたために傷口が悪化している症例が目立っている。

 本日も引き続きバム周辺での巡回診療とケルマン州立総合病院での重症・救急患者への医療活動を継続する。

写真上:バス内で診療活動を行うAMDA医療救援チーム
写真下:バラバド(バムから5km)の臨時診療所の様子


 
イラン南東部大地震の被害に対する緊急救援活動 速報6
 
 
 
2004年1月1日16:30

 12月31日、AMDA医療救援チームは、現地女性麻酔科医:ザーラ・シャヒーディー(Zahra SHAHEEDI)医師とともに、ケルマン空港到着後、小西司緊急救援事業部長と合流した。

 同日午後、ケルマン州保健科学局からケルマン州立総合病院での活動協力を依頼された。同病院に到着後、直ちにICU病棟にて医療支援を実施した。同病院には被災地から多くの重症患者が搬送されているが、ほとんどは倒壊物によって胸部を強打していた。麻酔科医のシャヒーディー医師と呼吸器科の細村医師の来訪は、病院職員に大歓迎された。例えば、バム市内で発見され、空港からヘリコプターで搬送された45歳の女性は、一刻の猶予もならない差し迫った状態にあったが、細村・シャヒーディー両医師、古村看護師の気管内挿管などの処置により、迅速に呼吸を改善した。更に、一般病棟でも、細村医師の診察により重症患者が見つかり適切な治療を行うことができた。

 なお、1月1日には、AMDA医療救援チームは被災地バムを訪問し、地震発生から1週間を経た医療状況の調査後、被災者に必要な治療を実施する予定である。

写真(上)ケルマン州立総合病院で医療支援を行う、古村看護師・細村医師・シャヒーディー医師(左から)
写真(下)細村医師


 
イラン南東部大地震の被害に対する緊急救援活動 速報5
 
 
 
2003年12月31日16:00

 本日午前、AMDAは岡山県と連携して、岡山空港の救援物資備蓄センターより救援物資をイランへ輸送するため、岡山県の石井知事よりAMDA菅波代表へ救援物資が引き渡され、救援物資が陸路、岡山空港から成田空港へ向け出発した。

 このたびのイラン南東部地震に対し、テヘランにて各関係機関との調整を進めてきたAMDA医療救援チームは現地女性麻酔科医:ザーラ・シャヒーディー(Zahra SHAHEEDI)医師とテヘランで合流し、31日(水)現地時間10時(日本時間15時半)IR472便にてケルマンに向け出発する。ケルマン空港到着後、州保健科学局との協議に入り直接の医療活動実施に向け調整を進める予定である。

 一方、28日(日)被災地バム入りした小西 司(こにし つかさ)緊急救援事業部長は、現地スタッフと共に医療物資(粉ミルク10箱、ビタミンC剤200錠、飲料水10本)を被災地で活動している赤新月社の仮設診療テントへ寄贈した。

 現地からの報告では被害の大半がバムの町で、周辺の村落にはあまり目立った被害は見受けられず、また多くの家屋が、日干しレンガ造りの建物に鉄骨の梁(はり)を利用しており、壁が分厚いうえ屋根がアーチ型で重く、さらに各家屋の周りが高い塀で囲まれているために、倒壊時にそれらが重層した事が多くの犠牲者を出した原因となっている。またバム市内にある市立イマムホメイニ病院は倒壊こそ免れたものの、塀は倒れ、瓦礫に囲まれ、入り口には崩れたベッドや治療台が通りまで積み出されている。このような状況でも同病院では、手当てを受ける患者やその家族でごった返している。同市立病院のスタッフは「骨折の応急処置ができる医師が足りない。また女性医師も不足している」と訴えている。現在AMDA医療救援チームは被災地バムでの直接的な医療支援開始に向け準備を進めている。

 また、昨日30日夜、AMDAインドネシア支部よりインドネシア国籍医師1名(Dr. Idrus Paturusi:整形外科医)がイランへ向けインドネシアを出発したが、本日AMDAインドネシア支部の医師2名(Dr. Alamsyah:外科医 、Dr. Nuralim:外科医)がイランへ向け出発し、Dr. Idrus Paturusiと現地で合流する予定である。今後、現地の要請次第では日本からの医療スタッフの追加派遣やAMDAネパール支部医師のイランへの派遣についても検討していく。

写真:被害を受け倒壊した建物(バム)


 
イラン南東部大地震の被害に対する緊急救援活動 速報4
 
 
 
2003年12月30日13:23

〜岡山県救援物資備蓄センターの救援物資をイランの被災地バムへ〜

 AMDA医療救援チームの現地入りの報告を踏まえて、的野秀利AMDA副理事長がイランイスラム共和国大使館(東京渋谷区広尾)を訪問し、12月30日午前10時より、アボルガセメ アルデカニ公使と今後の救援オペレーションなどについて協議した。

 まず、的野副理事長から、アルデカニ公使に対して、被災者の皆様への哀悼とお見舞いの意をお伝えした後、岡山県の石井正弘知事が、イラン地震被災者のために、救援活動を始めたAMDAと連携して、岡山県救援物資備蓄センターの救援物資を提供する意向をもっていることを伝えた。

 これを受けて、アルデカニ公使は、「ハタミ大統領も申し上げた通り、被災地の被害は極めて甚大であり、特にバムは古都であり、ひとたまりもなかった。国連、各国、国際機関、NGO各方面からも救援を頂いているが、まだまだ援助が必要である。」と強調し、このたびの申し出に対する謝意を述べられた。

 これらの岡山県救援物資備蓄センターに保管されている救援物資については、イラン大使館との連携協力のもと、一刻も早く現地の被災者の方々に確実に届くように図ってゆくことを確認した。また、大使館からは、バム周辺での救援活動に必要とされる現地の地勢、行政等の情報提供等を受けることとなった。

 AMDAでは直ちに、この協議の結果を岡山県国際課に報告、早急に援助物資の提供を県に申し出ました。12月31日午前10時半より岡山空港内救援物資備蓄センターにて、岡山県石井知事より救援物資の目録をいただき、救援物資を積み込む作業を行いました。これらの救援物資は、イランの被災地におくられます。岡山県の救援物資備蓄センターへ物資を送っていただいた皆様ありがとうございました。

写真上:岡山県石井知事より救援物資の目録を受け取るAMDA菅波代表
写真下:救援物資を積み込む岡山県職員およびAMDA職員

物資の受付については、岡山県ホームページをご覧下さい。



 
イラン南東部大地震の被害に対する緊急救援活動 速報3
 
2003年12月30日10:45

 イラン南東部ケルマン州バム付近で発生した地震により、死者はすでに25,000人を超えるといわれている。AMDA(岡山市)医療救援チーム(医師、看護師、調整員各1名)は、予定通り29日(月)午前、イランの首都テヘランに到着した。

 同チームは、在イラン日本大使館、イラン国内務省など各関係省庁および関係機関を訪問し、地震後の状況調査、今後の活動内容等を協議した。地震発生後4日が過ぎた現在でも、イラン国内は騒然としており、首都テヘランにおいても情報は錯綜しているため、今後の活動については慎重に検討していく必要がある。

 また、パキスタン・クエッタ事務所から被災地に向け出発した小西 司(こにし つかさ)緊急救援事業部長も、28日ケルマン州に到着、被災地バムの周辺地域での被害状況の調査を開始した。

 今後AMDA医療救援チームは、被災地で必要とされる支援を慎重に検討し、最も被害の大きかったケルマン州バム市周辺での支援の可能性を探り、活動を開始する。

日本からの派遣者
佐伯美苗 (さえき みな) 緊急救援事業部(調整員)   岡山市在住
細村幹夫 (ほそむら みきお) AMDA登録医師   埼玉県在住
古村由香 (こむら ゆか) AMDA登録看護師   神奈川県在住

AMDAパキスタン・クエッタ事務所より現地合流
小西 司 (こにし つかさ) 緊急救援事業部長(調整員)   パキスタン出張中

ご協力団体:イラン・イスラム共和国大使館様、J.S. Foundation様


 
イラン南東部大地震の被害に対する緊急救援活動 速報2
 
2003年12月27日

イラン南東部ケルマン州バム付近で、12月26日(金)午前5時半頃(日本時間同日午前11時頃)発生した地震により、死者はすでに5000人を超えるといわれている。AMDA(岡山市)医療救援チームは、28日20:00羽田空港発エミレーツ航空(EK)317便にて、関西空港経由でイランの首都テヘランへ向け出発する。テヘランには29日9:35(現地時間)に到着予定。(岡山からは、全日空652便にて28日7:40岡山空港より羽田空港に向けて出発予定)

派遣者3名は、テヘランにて、イラン現地関係者およびAMDAパキスタン・クエッタ事務所へ出張中の小西司緊急救援事業部長と合流した後、イラン南東部バムへ向かい医療救援活動を開始する予定である。

日本からの派遣者
佐伯美苗 (さえき みな) 緊急救援事業部(調整員)   岡山市在住
細村幹夫 (ほそむら みきお) AMDA登録医師   埼玉県在住
古村由香 (こむら ゆか) AMDA登録看護師   神奈川県在住

AMDAパキスタン・クエッタ事務所より現地合流
小西 司 (こにし つかさ) 緊急救援事業部長(調整員) 39歳 パキスタン出張中

ご協力団体:イラン・イスラム共和国大使館様、J.S. Foundation様


 
イラン南東部大地震の被害に対する緊急救援活動について
 
2003年12月27日

 12月26日(金)午前5時半(日本時間同日午前11時)ごろ、イラン南東部ケルマン州バム付近で発生した地震により、多数の死傷者が出ている模様であるが、これをうけ特定非営利活動法人AMDAでは、この被害の甚大さを憂慮し、AMDA本部(岡山市)より医療救援チームを派遣することを決定した。

 現在、駐日イラン大使館、岡山発国際貢献の中核施設である公設国際貢献大学校(岡山県阿哲郡哲多町)およびイラン国内の関係者との協議を進めており、出入国、現地受け入れなどの手配が完了し次第、まず首都テヘランに向けて出発、テヘランにてイラン国内の関係者と合流した後、イラン南東部バムへ向かい活動を開始する予定である。

詳しい活動状況がわかり次第、皆様にはお知らせいたします。


 


 
 

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