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総合学習・学校関係
 

質問内容:国際協力について学校(高校)で話してもらうにはどうすれば良いか。
回答:   高校によっては、人権教育の一環として国際協力について講師を招くというケースもあるようである。また、NGO相談員にも「出張相談サービス」の制度がある。(2007.2)

質問内容:高校3年。「人間の安全保障の基礎は教育にある」をテーマにレポートを書く予定である。私の考え(人間の安全保障が持続的に守られるためには、緊急時には一時的な物資支援も必要となるけれど、根本的にあらゆる問題を解決しようとした場合、最も重要と言えるのは教育である)に対し、何か意見やアドバイスをいただきたい。
回答:   賛同できる考え方である。特に、教育を受けたくても受けられないという社会環境にある子どもたちへの教育は重要である。問題はいかにしてそれを達成するかという手法にある。それぞれの国の長い時間経過の中で、社会・経済・文化・歴史・宗教などの要因が様々に絡み合って今日の現実があるわけで、この改革は至難の業である。しかし、これを一歩ずつでも解決の方向に努力しなければならない。実例として、AMDAの教育に力点を置いた支援活動について紹介した。(2007.1)

質問内容:学校児童の結核健診の問診票を、中国語・タガログ語・ハングルに翻訳していただくことは可能か。
回答:   AMDA国際医療情報センター(http://homepage3.nifty.com/amdack/)が可能とのことだったので、詳細を直接尋ねるよう伝えた。(2006.12)

質問内容:教科書に、地球温暖化をテーマにした原稿を掲載予定である。熱帯で発症しているある寄生虫疾患が日本でも発症する危険が高まっている、というくだり向けに写真を借りたい。
回答:  写真の版権の問題、また最新情報入手の観点から、国立感染症研究所感染症情報センターを紹介した。 http://idsc.nih.go.jp/index-j.html (2006.11)

質問内容:「総合的な学習の時間」で卒業研究として、一人一人が課題を決めて調べ学習をしている。私は発展途上国の子どもたちの健康状態に関心があり、本やインターネットを使って調べてきた。次のことを教えて欲しい。@発展途上国の子どもたちは今、3秒に1人亡くなっているというデータがあったが、5歳以下はどうなのか。また、6歳以上16歳未満の子どもたちはどうなのか。 A現在、発展途上国の子どもたちの人口はどれくらいか。B発展途上国の人たちと難民の人たちとでは、どう違うのか。C日本の医療関係のNGOに入っている人(医師や看護師等、医療現場へ行く人)は何人ぐらいいるのか。また、発展途上国と難民の人たちのどちらへ日本のNGO(医療関係)は多く行っているのか。D発展途上国の子どもたちへの医療は行き届いているのか。また、医療制度は改善されているのか。
回答   :@3秒に1人亡くなっているというのは、5歳以下の子どもたちの数である。残念ながら6歳〜16歳の子どもたちの死亡率について世界的な統計を見ることは少ない。これは5歳まで生きられれば、大体その後は生きられる可能性が高いからだと考える。世界の子どもについての統計はユニセフのホームページで分かり易く紹介されている。(http://www.unicef.or.jp/kodomo/data/data00.htm)Aユニセフのデータでは、約22億人となっている。B難民は、戦争等から国境を越えて他の国に避難している人たちである。 「発展途上国の人」というと、自分の国(発展途上国)に住んでいるひとを指すだろう。しかし、難民を発生させている国の多くは発展途上国でもある。Cすぐにデータを出すことは難しい。例えば、AMDAでは年度によって変わるものの、20〜30人ほどの日本人の医療従事者が緊急救援や長期の保健医療の活動に派遣されている。また、多くの医療関係NGOは、発展途上国の支援、難民への支援の両方を行っている。D医療が行き届いているとは言えない状況なので、NGOを含め、多くの機関が少しでも子どもたちに医療が行き届くよう、支援を続けている。(2006.10)

質問内容:大学の講義に活かすため、カンボジアで支援活動を実施している国際機関やNGOな どを訪問する計画を立てている。担当者にインタビュー取材をし、映像や画像に収めたい。
回答: 日本人スタッフの駐在という条件にAMDAは合致しなかったため、国際協力NGOセンター(JANIC http://www.janic.org/ )に問い合わせるよう回答した。(2006.9)

質問内容:AMDAはどのような方法で本部(支部)を設置する国・地域を、決めているのか。NGOについて調べていて、AMDAの例を教えて欲しい。
回答:   AMDA支部は、AMDA本部が決めるのではなく、各国の医師がAMDAの理念や活動に共感して、支部を立ち上げるという形になっている。一方、AMDAが行っている活動については、世界の様々な国の様々なニーズ(必要なこと)の中から、我々の活動が最も有効に働く国・地域・課題を検討し、現地の政府関係機関や住民の方々と話し合って、最終的に決定している。(2006.7)

質問内容:ODAとNGOについて学んでおり、その中で医療支援を研究している。医療機器を供与する際に、どういったメーカーおよび国の機器を使用しているか調べている。AMDAの場合を教えて欲しい。
回答:   研究の目的などを確認した上で、基本的に医療機器などはその後のメンテナンスなどを考えて、現地調達としている、と回答した。(2006.6)

質問内容:卒業論文で、伝統医療と国際協力について取り上げようと考えている。事例などを紹介して欲しい。
回答:   ミャンマーやベトナムの事例を紹介し、住民が、慢性疾患などで伝統医療を利用したり、西洋医療とうまく使い分けたりしていることを説明した。また、インターネットでも、多くの事例が検索できることを申し添えた。(2006.6)

 


 
 

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