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インターン・就職相談 (平成17年度)
 

質問内容:海外でインターンシップを考えているが、NGOにはどういった参加形態があるか。
回答:当団体のインターンシップの参加形態を参考にして回答した。現地の受け入れ体制、時期・期間、活動内容と希望者の目的との整合性の確認などの調整が必要となることと、事前に団体の事務所において書面・面接等によりインターン参加の可否を決定することを説明した。(2006.03)

質問内容:NGOに就職する際、修士号は必要であるか。
回答:NGO によって異なるものの、当団体の場合を例にして回答した。人材募集の際に、修士号を条件付けることはないが、一方で、職員の中に修士号取得者が多いことも 事実である。これは、専門知識が重要視されているためである。NGOでは即戦力が求められており、海外での活動経験も同様に選択の際の重要な基準となるこ と等を説明した。(2006.03)

質問内容:将来、NGOで子ども支援の活動に従事したいと考えており、外国の大学院でソーシャルワークを学ぶか、(広報についても興味があるため)企業に就職し、その経験を活かして、NGOにおいて広報業務に就くか考えている。
回答:現 地での直接的な活動を目指すのであれば、ソーシャルワークの専門性を身に付けることが良いであろうし、国内で間接的に支援することを志すのであれば、広報 についての実務経験を積まれる方が良いだろう。それに加え、現在のバックグラウンドでどちらの道の可能性が高いかを考慮し、総合的に検討されてはいかがか と回答した。(2006.03)

質問内容:大学で環境関係(理系)を専攻し、環境保全などを支援するNGOに就職したいと考えているが、助言が欲しい。
回答:専門性を身につけることは財産となるため、現時点で一貫性のあるビジョンがあることを支持した上で、実際にNGOに就職する際には、実務経験や途上国での活動経験も重要視されるため、それを念頭に入れ、キャリアプランを立てることを勧めた。(2006.03)

質問内容:在宅でのパソコンを使った業務など、柔軟な雇用形態で働ける仕事を探している。NGOのような、売上重視ではない団体への就職を希望しているが、障害者の雇用に対して、一般的な採用条件、状況や意見を聞きたい。何か資格が必要かどうかについても、具体的に教えて欲しい。
回答:当団体では、身体に障害をもつ方を雇用したことがないこと、また、業務内容や必要な資格については、各団体により異なり、同一組織の中でも時期により異なることが考えられるので、JANICへ相談するよう勧めた。(2006.02)

質問内容:看護師として国際協力活動に参加したい場合、どうすれば良いか。
回答:当団体で派遣された看護師を例に、日本の病院で臨床経験を積み、国際協力に興味を持ち途上国の医療や言語(英語)を学んだり、国際保健や公衆衛生などの修士号を取得したりした後に参加される方が多いことを説明した。(2006.02)

質問内容:海外での長期医療活動へ医師や看護師が派遣される場合の、期間や処遇、事前研修について知りたい。また、日本で病院に勤務している人が派遣される際、院内ではどのように調整されているのかについても教えて欲しい。
回答:当 団体を例に、長期派遣(開発事業)と短期派遣(緊急救援)の二つに分けて説明した。様々な派遣形態があり、期間も事業によって緊急救援の2週間程度から開 発事業の2年間まで多様であり、研修期間も異なる。処遇については、経験や能力によって異なり、団体の規定に基づいて決まる。病院に勤務されている方は、 有給休暇を利用される方、休職・退職される方、勤務先が変わるその合間に参加される方が多く見られる。短期派遣で、有給などを利用される場合は、特に病院 からの協力が不可欠となる、と回答した。(2006.02)

質問内容:看護師として国内の病院に勤務している。今後、国際協力に関わる仕事に就きたいが語学は必須条件なのか。派遣されている方は、語学の学習はどのようにしてこられたのか。
回答:海 外で直接的に活動する場合、業務を遂行できるレベルの語学力は必要である。NGOで派遣される場合、現地での即戦力として期待され、また、医師や看護師の 方は、現地の医療従事者を育成するという役割を担うことが多く、そのことを考えるとやはり、語学力は必須条件となる、と回答した。また、海外での活動経験 がないとのことだったので、スタディーツアーなどに参加し、現場を見学されることも良いかと考え、JANICの掲示板を紹介した。(2006.01)

質問内容:国際関係、特にアフリカと東南アジアに対する日本の支援に関心があり学んでいる。将来は日本とアフリカに関係があるNGOで働きたい。インターンを受け入れている団体があれば知りたい。
回答:残念ながら、現在当団体では受け入れることができないことを伝え、JANICを紹介し、JANICの「情報掲示板」などを参照するよう勧めた。(2006.01)

質問内容:看護師として勤務しており、以前より海外ボランティアに興味がある。ボランティアになるための審査、派遣前研修、決定後どのくらいの期間で派遣されるのか教えて欲しい。
回答:当 団体を例にして、長期開発支援と短期緊急救援の二種類について、どちらの場合においても、現地の活動の状況により派遣までの期間は異なるが、長期の事業に ついてはおよそ3ヶ月間、緊急救援の場合は(迅速な派遣が求められるため)1〜2日ということもある、と回答した。また、長期事業への派遣について、募集 をしていない時期に応募される場合は、1年以上待っていただく可能性もあり得ることを付け加えた。(2006.01)

質問内容:海外での研修に関心がある。期間やどのようなことが学べるか、自分自身が看護に関する活動が出来るのかが知りたい。
回答:学生の方ということで、できることが限られること、本人の力量に応じて責任を分担し、活動を行うことになることを説明した。(2006.01)

質問内容:NGOへの就職を考えているが、どのように進めるべきか。
回答:「国 際協力ガイド」や「NGOガイド2005」を参照しながら、NGOへの就職状況について説明した。人材募集は、主に不定期に行われることが多く、各団体の ホームページに掲載される他、JANICやJICA(PARTNER)の掲示板等にも紹介されているので、まずはそれらを利用して情報収集をし、その中で 条件の合致する団体と直接連絡を取ってみてはどうかと勧めた。(NGOへの就職に関する同様の質問が他1件寄せられた。)(2005.12)

質問内容:将来NGOに就職して国際協力に携わりたいと考えている。大学卒業後、大学院へ進学するか就職するか迷っている。また、NGOでの実際の仕事についても教えて欲しい。
回答:NGOに就職する際、社会経験は必須と考える方が良い。また、業務内容に関する分野の専門性があればさらに良い。最近では、国際開発学などの修士号等を有する人材も増えているが、絶対条件というわけではない。NGOでの実際の業務は、調整員であれば、事務、人事、会計、関係機関との交渉などとなる。医師などの専門職であれば、プロジェクト毎に採用される場合がほとんどで、その専門技術を活かす業務となるが、併せてマネージメントの業務を求められることも多い。(2005.12)

質問内容:国際協力に参加したいと考えているが、それを仕事として給与をもらうことに対して抵抗があり、他の仕事をしながら、ボランティアとして参加できる方法を検討している。
回答:参加の方法は、職員として働く、あるいはボランティアとして活動するなど様々な方法があるので、自身の考え方に沿ってそれを選択することを勧めた。選択肢を見つける方法として、スタディーツアー・ボランティア・インターンなどを利用して、NGO活動の現場を体験してみることも有効なのではないかと提案した。(2005.12)

質問内容:現在、医大を休学して中米でスペイン語を勉強している。インターンとして活動に参加したいと考えているが、可能性はあるか。
回答:中 南米で活動している日本のNGOは限られており、受け入れ可能であるかは各団体の状況による。さらに、スペイン語圏でインターンとして活動する際、スペイ ン語で業務が遂行できなければ受け入れ団体側の負担が大きくなる事が多いので、ある程度の語学力が必要とされること。また、活動の志望動機を明確にしてお くことが必要である、と回答した。(2005.12)

質問内容:過去に国際協力関係の仕事に就いていた。近々東南アジアの国に移住することになっているので、移住先で就業できる国際協力関連の仕事を探している。
回答:JANIC の掲示板、JICAのPARTNERを紹介すると共に、インターネットで国名、国際協力、NGO、などのキーワードから検索してみることを勧めた。また、 NGOにとって、現地在住の方は、当地の社会やシステムに詳しい上に長期的な活動が可能となるため、貴重な人材となるケースがある。一方で、日本に拠点の あるNGOの場合、報告等の業務のため日本へ一時帰国しなければならないこともあることも付け加えた。(2005.12)

質問内容:生態系・環境分野での修士号を有しており、これまで通訳として日本の企業に勤めた経歴もある。こうした経験を活かして、日本のNGOの活動へ参加したいと考えている。
回答:バックグラウンドを考慮し、東京の環境系のNGOをあたってみることを勧め、情報収集する際の参考としてJANICを紹介した。(2005.12)

質問内容:将来、「英語教師」として国際協力の分野で活動したいと考えている。
回答:「英語教師」としての専門性とともに、マネージメント能力やコミュニケーション能力の向上にも意識して取り組むように勧めた。特に途上国では、タフな体力・精神力が求められることも具体例を挙げて説明した。(2005.11)

質問内容:インターンに興味がある。
回答:イ ンターネットの検索や国際協力関連の専門雑誌などで調べてみることを勧めた。また、大学で環境を専攻しているとのことなので、専門性とともに、マネージメ ント能力やコミュニケーション能力の向上にも意識して取り組むように勧めた。特に途上国では、タフな体力・精神力が求められることも具体例を挙げて説明し た。(2005.11)

質問内容:NGOへの就職について、職員として働いている方のバックグラウンドなどを知りたい。
回答:様 々なバックグラウンドの人材がいる。民間企業などで働いた後、国際協力に興味を持ち転職するケースや、もともと国際協力分野での就職を目指し、海外の大学 院で国際開発を学び専門性をつけた後、NGOへ就職するケースなどがある。社会経験や語学能力、専門性を重視されることが多く、募集される人材によって異 なることを説明し、各NGOのホームページで人材募集をされていることを紹介した。(2005.10)

質問内容:現在看護師として勤務している。以前より海外で医療活動に携わりたいと思っているが、派遣される国はどこでも英語は必須なのか。
回答:地元の行政機関や国際機関、現地で活動している他のNGOとの連絡、打合せなどは、ほぼ全て英語でのやりとりが要求される。どの国に派遣される場合でも、英語は必須であると考えた方が確かであると回答した。(2005.10)

質問内容:看護師としての知識と技術を活かして、海外で支援活動に従事したいのだが、どのような活動があるか教えて欲しい。
回答:AMDA では、現在海外に派遣されている看護師は、直接医療に従事しているのではなく、保健医療の知識を活用し、現地の医療従事者のスキルアップや地域衛生の改善 に取り組んでいることを説明した。それとは別に、緊急救援では、看護師が医師と共に派遣されること、事前登録制度があることも紹介した。また、JICAなど日本の各政府関係機関や国際機関、他のボランティア団体で医療系の活動をしている団体について、インターネットの検索や国際協力関連の 専門雑誌などで調べてみることを勧めた。(看護師としての支援活動に関する同様の質問が他1件寄せられた。)(2005.10)

質問内容:現在、薬剤師を目指して大学に通っているが、同職種での国際協力分野への参加可能性について知りたい。
回答:途上国の病院において薬剤師の育成、あるいはコミュニティレベルでの薬局運営に関する技術支援などを例として挙げ、可能性があることを回答した。(2005.10)

質問内容:NGOの活動に参加したいが、その方法を教えて欲しい。短期間で参加できるものなどはあるのか。
回答:NGO活動への参加としては、職員として働くか、ボランティアとして参加するなどあるが、短期間であれば、スタディツアーに参加し現地での活動を見学するという方法がある。まずNGOの活動を知るという意味では、スタディツアーに参加されてはどうかと回答した。(2005.10)

質問内容:中国からの留学生などを中心に団体を組織している。国際協力のNGOについて知りたい。
回答:日本の国際協力NGOや岡山県内のNGOについて例を挙げて説明した。(2005.10)

質問内容:開発途上国の医療や保健に興味があり、現地で働いてみたい。
回答:日本の各政府関係機関や国際機関、ボランティア団体で医療系の活動をしている団体についてインターネットの検索や国際協力関連の専門雑誌などで調べてみるよう回答した。(2005.09)

質問内容:カンボジアで、ボランティアか研修の形で、NGOの現場で保健医療活動について勉強したい。
回答:カンボジアで保健医療関係の活動を行うNGOを紹介した。また、当団体では、残念ながら、希望される時期・期間に受け入れることが難しい旨回答した。(2005.08)

質問内容:将来、国際人道支援活動に携わりたい。NGO一本で生きていくのは難しいかと思い、何か定職を持ちながら、NGOの活動に参加することを考えている。
回答:国 際人道支援、国際協力に携わるには、政府の援助機関、国連、民間のコンサルタント会社、NGOなどの様々な選択肢がある。NGOについても、有給専従のス タッフから完全な無償のボランティアまである。まずは、そういった情報を入手し、自身の目指すところと照らし合わせることを勧め、その入り口として「国際 協力ガイド」を紹介した。(2005.08)

質問内容:学校で世界史を勉強する中で、戦争のことを考えるようなった。将来、教育を通じて、戦争のない平和な世界をつくるのに貢献したいが、どのような選択肢があるか。
回答:教育は、国際協力の中でもとても重要な分野の一つである。JICAが派遣している青年海外協力隊として、学校の教師が途上国に行って教えるようなこともある。国際協力に参加する方法は多くあることを説明し、その入り口として「国際協力ガイド」を紹介した。(2005.08)

質問内容:フィリピン人の医師が、日本の外国人診療をしている病院で研修を受けたいと希望している。どこか交渉可能な医療施設を紹介して欲しい。
回答:1)どのようなビザで来日するのか 2)滞在費は自分で出すのか、研修先に求めるのかなど、勤務先(研修先)の選定以前の問題として、ビザ他手続きが完了しているのか尋ねるよう、アドバイスした。(2005.08)

質問内容:現在は看護学生だが卒業後、海外で半年程度、医療に関係したボランティア活動をしたい。
回答:インターネットの検索や国際協力関連の専門雑誌などで調べてみるようアドバイスした。なお、AMDAでは、「派遣および参加制度」があることを紹介した。(2005.08)

質問内容:現在看護士として働いている。将来国際協力の場で活動したいと考えており、大学で学士を取るか、保健師、助産師の資格を取るか、あるいは臨床経験をもう少し積むか迷っている。NGOでの採用条件はどの程度のものか。
回答:NGO、 プロジェクトによって異なるが、現在NGOではどちらかと言えば学士より、保健師や助産師といった資格と臨床経験が重視される傾向にあるように思われる。 臨床経験3年というのはひとつの目安になるが、例えば将来NGOでの活動を視野に入れているとすれば、途上国での経験も問われることが多い。日本の病院で 優秀な医療従事者がそのまま途上国に行って良い仕事ができるかというとそうではなく、また、残念ながら日本のNGOで人材を一から養成するにいたっていな い。(青年海外協力隊の受験も検討中とのことで、)協力隊というのは、現地でのサポートもあり、ご自身で途上国の経験を積むという意味でも良い機会になる のではないか、と回答した。(2005.08)

質問内容:NGOでのボランティア活動の可能性について知りたい。
回答:NGOでは、基本的に現地のニーズおよびプロジェクトからの要請に基づいて人材を募集しており、ホームページに掲載している団体が多いので、参照いただきたいと回答した。(2005.07)

 


 
 

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