1984年設立、国連経済社会理事会総合協議資格NGO 認定特定非営利活動法人AMDA

絞り込み


※2006年以降の記事を検索

GPSP10事業(4分野)

国別

分野別

プロジェクト

記事内容・新聞雑誌

未分類

 AMDAジャーナル(html版)

2019年度年次報告 教育支援 グローバル人財育成事業(2020/7発行)

公開日:2020年08月27日
 

AMDA中学高校生会

概要
◇実施場所: 岡山県岡山市
◇実施期間: 1995年〜継続中

◇事業内容:
AMDA中学高校生会(以下、中高生会)は2019年度、県内中学生、高校生37人、他府県から4人合計41人のメンバーで活動している。中高生会リーダー、副リーダーを中心に国際協力や防災をテーマに毎月1回以上の定例会を持ち、テーマに向け準備や作業、実際の活動後の報告と振り返りを行っている。今年度の活動は以下のとおり。
  • インドネシア訪問
  • 高知県黒潮町中学生高校生防災教育取り組み交流会
  • 復興グルメF-1大会参加
  • 2019年度AMDA中学高校生会報告会
 

インドネシア訪問

◇実施場所: インドネシア(スラウェシ島マカッサル、コナウェ、マリノ)
◇実施期間: 2019年8月6日〜8月14日
◇現地での参加者を含めた主な協力・参加団体: AMDAインドネシア支部、AMSAインドネシア、かおり文化園、AMDA理事長 菅波茂、AMDA本部
◇中高生会メンバー参加者数: 2人

◇参加者の声:
「AMDA中高生会のメンバーとして9日間を通して医師として国際的な活動するという自分の夢がより明確になった。現地で行動を共にし、お世話になったのが麻酔科の医師や医学生たちだったので麻酔科の重要性を初めて深く知り得た。」
「現地で同世代の若者とじっくり話すことで学校では学べないことをたくさん知ることができた。私が思う国際社会とはお互いの違いを認め合い、支え合うことだ。先ず知ること。そして行動すること。今回の訪問で学んだことも自ら行動しなければ得られなかった。」

◇事業内容:
今回のインドネシア訪問はAMDAインドネシア支部の協力で9日間菅波茂AMDA理事長と共に活動した。2019年6月、洪水に襲われたインドネシアスラウェシ島コナウエィのほか、マカッサル、そしてマリノ村では「かおり園」を訪れた。園児や母親たちに対して若い研修生が検診を行っている手伝いをした。そして現地の医学生たちと報告会や交流会を通して多くのことを経験した。
 

高知県黒潮町中学生高校生防災教育取り組み交流会

◇実施場所: 高知県黒潮町(幡多青少年の家、大方中学校)
◇実施期間: 2019年8月31日〜9月1日(1泊2日)
◇現地での参加者を含めた主な協力・参加団体: 黒潮町立大方中学校、黒潮町立佐賀中学校、高知県立大方高等学校、黒潮町教育委員会、山本イリーナ(岡山県の国際貢献ローカル・トゥ・ローカル技術移転事業でAMDAにて研修中)、AMDA本部
◇中高生会メンバー参加者数: 13人

◇参加者の声:
(AMDA中高生会から)
「自分たちの世代は西日本豪雨を経験した唯一の中学生高校生。だからこそこうして防災について中高生目線で考え、一人でも多くの人に高い防災意識を持てれるよう活動を続けたい。」
「活動を通じて避難訓練や防災について黒潮町民の意識がとても高いと感じた。」
「南海トラフ地震の被害で津波を無くすことはできないし、被害をなくすことできないが被害を少なくすることはできると思う。できることをしたい。」
(佐賀中学校)
「大変有意義なものだった。」
「毎年岡山から交流で来てくれるのでお互い充実した活動につながればよい。」
(大方中学校)
「AMDAのみなさんと互いの活動を報告しあったり、防災クイズや防災食づくりを通して共に過ごす中で距離が次第に近づき、それがとてもありがたくとても刺激を受けた。」

◇事業内容:
今回で3回目となる黒潮町の中学生高校生との交流会を8月31日、地元の生徒たちとの交流会を高知県立幡多青少年で行った。AMDA中高生会、黒潮町の各学校から防災についての取り組みを発表し、また防災クイズで知識を深め合った。その後夕食を兼ね参加者全員で防災食を作り交流を深めた。2日目は大方中学校区の防災訓練に参加し、地元中学生や地域住民から災害の備えや防災の取り組みについて話を聞き、炊き出し訓練にも参加した。
 

復興グルメF-1大会参加

◇実施場所: 宮城県南三陸町、気仙沼市
◇実施期間: 2019年11月23日〜11月24日
◇中高生会メンバー参加者数: 7人

◇参加者の声:
「ここで学んだことをSNSや学校で積極的に発信することが大切だと考え実際に発信すると思った以上の反響があり、東北の今を伝えられてよかった。」
「実際に東北の様子を見ることができ、話も聞けて、学ぶいい機会になった。」
「私たちがボランティアで被災者の方たちへ少しでも元気を与えられたら嬉しい。今後も日本のみんなで前を向いて頑張りたい。」
「伝承館が一番印象的で実際に津波が来た時にどう対処したかなどリアルに感じられた。」
「はじめて地震や津波による被害を目にし言葉を失った。」
「東北の復興地において商店街などにお客さんが少なく、経済的な事だけで解決できない復興の難しさを目の当たりにし衝撃だった。」
「東北の人たちは優しくて明るくて、楽しい時間を過ごすことができた。でもこの方たちは辛い経験を乗り越えてこられたのだと思うと本当に尊敬する。この経験を胸に刻みこれからどう生きていくかをしっかり考えたい。」

◇事業内容:
AMDAが準備したボランティアバスで他のボランティアさんと共に参加した。23日の午前中、大会の会場清掃等の準備を行い、午後からは気仙沼市へ移動した。気仙沼市では東日本大震災遺構・伝承館と南町紫神社商店街を訪れ、現地の見学や震災時の話を聞いた。24日は南三陸町の復興グルメF-1大会へのボランティアとして参加した。活動内容としては出店者のブースに入り調理や販売の手伝いの他、用意されたゆるキャラを被り会場を盛り上げた。
 

2019年度AMDA中学高校生会報告会

◇開催場所: 岡山国際交流センター(岡山市北区)
◇開催日: 2020年1月26日
◇参加者数: 中高生会20人、他出席者40人

◇参加者の声:
(AMDA中学高校生会メンバー)
「この報告会での発表を通してAMDAの事を知ることができた。これから何をすべきかを改めて考えることができた。」
「動画をうまく活用したプレゼンテーションでの報告がよかった。でも他のグループを見て、もう少し伝わりやすいものを作れたらよかった。」
「1年間の活動を振り返ることができ、そこまでの活動を整理することができたし、多くのことを学べた。」
「災害をどう今後につなげていくかを改めて考えさせられた。もっと次につなげていくことができるようにしたい。」
(出席者のアンケートより)
「医療や地域との交流を通し、相互扶助の大切さが分かった。」
「地域に貢献しようという気持ちが素晴らしかった。」
「深く温かい心に触れられた。」
「自分も一緒に活動してみたいと思った。」
「活動の内容がよくわかり、社会貢献を考えた活動がよかった。」
「力を貰った。」
「防災に対する取り組みで具体的な行動をわかりやすくしていてよかった。」

◇事業内容:
2019年度の活動(インドネシア訪問、黒潮町交流会、復興グルメF-1大会参加、防災を中心とした平和の取り組み)についてそれぞれの活動に参加したメンバーが中心になり発表を行った。その後AMDA高校生会OGの守都未来さん(岡山県JICAデスク国際協力推進委員)からご自分の体験やJICAの活動を通して今後の生き方や中高生会の活動で参考になる大切なことをお話いただいた。

 

ネパール・トリブバン大学教育病院・AMDAダマック病院におけるシンガポール大学医学生の研修プロジェクト(TAPP)について

◇実施場所: トリブバン大学教育病院(カトマンズ)、AMDAダマック病院(ダマック(Damak))
◇実施時期: 2019年5月13日〜6月8日
◇現地での参加者を含めた事業チーム構成: トリブバン大学教育病院、AMDAネパール支部
◇受益者数: シンガポール大学医学部生14人

◇受益者の声:
「参加者はネパールでは限られた資源、資材、資金、人材を最大限に利用して、医療サービスを行われていることに感動した。」
「患者を安心させるためには言葉よりも笑顔と身体的な接触が大事であること感じた。」

◇事業内容:
AMDAは次世代の育成に力を入れるために2018年よりTAPPプログラム「TripleAパートナーシッププログラムの略で、AMDA,AMSA(アジア医学生連絡協議会),AMSAAlumni(卒業生部会)の三者が協力し」活動を実施。2019年度は前年度も実施したネパール・トリブバン大学教育病院(TUTH)での3週間の研修に加え、AMDAダマック病院でも1週間の研修を行った。シンガポール大学医学部の学生14人が参加した。

 

中学生大使館訪問

◇訪問場所: 駐日インドネシア共和国大使館
◇訪問日: 2019年8月1日
◇派遣者: 神倉 裕太郎/AMDA職員
◇参加者: 岡山県新庄村立新庄中学校生8人

◇参加者の声:
「大使館の方々にきちんと自己紹介ができた。」
「挨拶やコミュニケーションの大切さを感じた。」
「英語を勉強しないといけない、とますます感じた。何をするのにも必要だと思う。」

◇事業内容:
子ども達の国際理解を深めることを目的に、岡山県真庭郡新庄村の新庄中学校生8人が、インドネシア共和国大使館を訪問した。この訪問は、AMDAが実施しているフードプログラムを新庄村とインドネシアで実施していたご縁で、昨年に引き続き実施することができた。

中学生達から、それぞれ自己紹介及び新庄村の紹介を英語で行い、同大使館の教育部の方より、インドネシアについてのプレゼンテーションを行っていただいた。中学生8人は、初めは緊張し静かな様子であったが、次第に質問など発言が多くなり、積極的に英語でコミュニケーションを取っている様子が伺えた。同大使館のアリンダ教育担当部長は、「私の日本での任期が終わるまでに、新庄村を一度訪れたいです。その時に、あなた達の学校へ行ってもいいですか。」とおっしゃられるなど、中学生たちの発表を受け、新庄村に対し興味を持っていただいた様子であった。

訪問を終えて、中学生からは「インドネシアが好きになった」「うまく自己紹介や故郷の紹介ができた」という満足の声が聞かれた反面、英語でのコミュニケーションに苦労したという声もあり、「将来の為に勉強をしないといけない」と新たな学びを得た様子も見られた。

 

岡山県・国際貢献ローカル・トゥ・ローカル技術移転事業:アルゼンチン人研修生受入

◇実施場所: AMDA事務所(岡山市北区)
◇実施期間: 2019年8月1日〜10月24日
◇研修生:山本 イリーナ/学生/国立ブエノスアイレス大学

◇事業内容:
岡山県の国際貢献ローカル・トゥ・ローカル技術移転事業を通じ、アルゼンチンから来岡した山本イリーナさんが2019年8月から3カ月間、AMDA事務所にて日本の災害支援活動、防災について研修を受けた。

イリーナさんは研修開始当初より、AMDAや日本での防災について自ら調べ、2018年西日本豪雨災害被災者支援活動で活動させていただいた小規模多機能ホームぶどうの家真備も訪問、同施設の方より被災時の状況などのお話を伺った。

彼女はAMDA中学高校生会の活動にも積極的に参加。8月末には同会メンバーと高知県黒潮町を訪問、地元中学高校生らとともに防災活動に参加し、災害時に実際にどのように動くかなどを学んだ。黒潮町にてアルゼンチンについて発表をすることになった彼女だが、この時に初めてアルゼンチンでは大規模な自然災害が75年間発生しておらず、自身も被災した経験がないことに気づき、改めて日本で学ぶ防災の重要さを感じたと話した。イリーナさんは研修後、「この中学高校生会の活動を通し、日本人の同世代の人たちと、言葉の違いがあってもお互いを理解しようと努力し、結果として様々なことを共有できた経験が非常に嬉しかった。」と述べた。

また母国の大学で専攻している福祉制度について強い興味を持ち、社会福祉法人旭川荘を3度訪問、医療・福祉施設のほか、ティーボールの練習、そして旭川荘の利用者がモノ作りなどで収入が得られる施設なども見学、高齢者や身体に障がいを持つ方々への対応や日本の医療・福祉制度を学んだ。アルゼンチンの制度と異なり、旭川荘で働いている方々は、利用者自身が出来ることは自分で行えるように促していくなど、ハード面とソフト面の両方で利用者が住みやすい施設づくりを行われていた。その姿に感銘を受けたイリーナさん、帰国後は日本で学んだように、アルゼンチンでも高齢者を大事にしていくため、大学でソーシャルワークの勉強を続けている。

 

AMSAモンゴル10周年記念プロジェクト

◇開催場所: モンゴル国立医科大学(ウランバートル)
◇開催期間: 2019年10月4日?10月5日
◇参加者: AMSAモンゴル130人以上

◇事業内容:
活動開始後10年を迎えたAMSAモンゴルは10周年式典を開催。AMDAは式典関連パンフレットの作成等に協力。式典にはAMSA卒業生も参加し、現役大学生、そして先生方と交流、AMSAモンゴルの今後の予定に関する紹介の後、今後のプロジェクトについて議論が行われた。また式典の翌日には「医療プロジェクト」コンテストが行われ、13のチームがそれぞれ救急医療をテーマにプロジェクトを考え、発表を行った。
 
    •  2020

 
 
PAGE TOP