1984年設立、国連経済社会理事会総合協議資格NGO 特定非営利活動法人AMDA

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 AMDAジャーナル(html版)

事務局便り(2019/1発行ジャーナル冬号)

公開日:2019年02月07日
 
 

モンゴルのRMCと連携協力協定を締結

GPSP支援局長 難波 妙

 

AMDAは10月9日、モンゴルの首都ウランバートルにある不妊症専門病院・RMC(モンゴル再生医療センター)と連携協力協定を締結しました。

協定では、災害などの際、医療福祉面で被災者らをサポートするほか、RMCはAMDAの多国籍医師団に協力するなど相互扶助を通して世界平和に貢献するとしています。

AMDA本部で行われた締結式では、菅波茂理事長とRMCのノムンダリ院長が協定書に署名。ノムンダリ院長は「締結ができ、本当に心強い。AMDAの理念である相互扶助の精神を生かして活動していきたい」とあいさつ。菅波理事長は「締結に当たり、不妊症の臨床技術に優れた倉敷成人病センター及び岡山二人クリニック、そして医療機器メーカー株式会社アステックには大変お世話になった。感謝したい」と述べました。

ノムンダリ院長は、高校時代の1年半、広島市に留学。モンゴル国立医科大学に在学中には、AMDAがモンゴルで取り組んだ眼科健診で通訳を務めてもらうなど菅波理事長とは10年を超す交流があります。西日本豪雨の際は1,000ドルのご寄付を頂きました。

RMCは2017年、モンゴルでは3番目の不妊症専門病院として設立。患者数は年間で約1,000人。モンゴルでは約10%が不妊症とされています。

 

天台宗一隅を照らす運動総本部様からご寄付

広報担当参与 今井 康人

 

天台宗一隅を照らす運動総本部様(滋賀県大津市坂本)から10月31日、ご寄付を頂きました。

同総本部の森定慈仁総本部長がAMDA本部(岡山市北区伊福町)を訪ねて頂き、「全国の檀信徒を中心に集まった募金です。西日本豪雨の被災者や復興のために役立ててください」と述べて難波妙理事に目録を手渡しました。難波理事からは感謝状を贈らせて頂きました。

天台宗のAMDAへの寄付は2008年から始まり、今回で30回目です。

一隅を照らす運動は、天台宗を開かれた伝教大師最澄(767〜822年)の精神を現代に生かすために取り組みを始め、来年の2019年に50周年を迎えます。

世界の一人ひとりが一隅を照らし自身が輝くことによって、家庭や職場、そして日本、地球を明るくことにつながるという運動です。
 

森定総本部長の話

天台宗は一隅を照らす運動として緊急支援、国内救援協力、海外協力支援、地球環境保全の4本柱の具体的な運動を展開していますが、AMDAの活動はまさに運動の趣旨にぴったりと合致します。今後の益々の活躍を期待しています。

 

トマト銀行様からご寄付

広報担当参与 今井 康人

 

トマト銀行様(岡山市北区番町)が社会貢献の一環として、2018年11月1日から取り組んで頂いていた「AMDA国際医療貢献定期預金」が目標額に達したため、12月26日、AMDAにご寄付を頂きました。

トマト銀行の中山雅司常務取締役様ら4人がAMDA本部(岡山市北区伊福町)を訪ねて頂き、中山常務様が「世界各地の被災地などにいち早く出向かれるAMDA様の活動に、地元の銀行として敬意を寄せています。今後も頑張ってください」と述べ、ご寄付の目録を理事長の菅波茂に手渡しました。

菅波は「皆様の支援に感謝しています。大切に使わせて頂きます」とお礼の言葉を述べ、AMDAボランティアセンター名誉センター-長の小池彰和が感謝状を中山常務様に贈りました。続いて、理事の難波妙がAMDAの取り組みを述べました。

AMDA国際医療貢献定期預金は、店頭表示金利に0.05%を上乗せした期間限定の特別商品。トマト銀行様がAMDAの活動に賛同して取り組んで頂いたもので、預入総額の0.1%がAMDAに寄付されるものです。預入をされたご本人様の負担はないという商品で、2015年から始まり、今回が4回目です。

 

モンゴル医師団より寒い冬に備えて温かいソックスのご寄付

GPSP支援局長 難波 妙

 

10月25日、岡山労災病院にアスベスト(石綿)対策の研修のために来岡したモンゴル人医師20名を代表して、元保健副大臣アタルマ先生が西日本豪雨災害被災者のためにキャメルやウールの靴下100足をご寄付くださいました。同病院名誉院長の清水信義先生の長年にわたるモンゴルとの交流のご縁により、AMDAの活動をご紹介いただき、今回のご寄付が実現しました。頂いた靴下は、11月4日、総社市長にお渡しし、被災された方々に届けられました。

尚、モンゴルからは、この他にも関西モンゴル人会や、株式会社モンゴラインからも支援物資をいただいています。寒い冬を前に、支援物資を受け取った方々は、極寒を乗り切るモンゴルからの温かいご寄付にとても喜んでくださいました。

 

赤磐市防災訓練参加

赤磐市出向職員 三宅 孝士

 

AMDAは11月25日、赤磐市千躰の吉井川河川敷で行われた赤磐市主催の総合防災訓練に参加し、ブースでパネル展示を行いました。

西日本豪雨の支援、北海道胆振東部地震での医療支援活動をはじめ、海外での地震や洪水被害での取り組みを紹介し、国際医療支援ボランティア活動に理解を深めて頂きました。

住民の方々は次々とブースに立ち寄られ「遠くの災害でもすぐに出かけて行くんじゃなぁ」と声を掛けてもらいました。

 

コープフェスタ2018

AMDAボランティアセンター事務局長 竹谷 和子

AMDAは9月22日、コンベックス岡山で開かれた「コープフェスタ2018」(おかやまコープ主催)に出展しました。

ブースには、西日本豪雨や北海道胆振東部地震、インド・ケララ州洪水などの緊急支援をはじめ、スリランカ平和構築活動、ロヒンギャ難民の支援を紹介するパネル写真を掲示、東北の海産物などをAMDA玉野クラブが委託販売しました。

 
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