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 コラム

第25回AMDAフィリピン支部 エレイ・ナバロ支部長

公開日:2020年08月24日
 

連載インタビュー「支える喜び」シリーズ第25回
AMDAフィリピン支部 エレイ・ナバロ支部長


AMDAを支えてくださっている支援者の皆様に、インタビュー形式で様々なエピソードをお伺いしている「支える喜び」シリーズ。25回目となる今回はAMDAフィリピン支部長にお話を伺いました。(聞き手・フィリピン担当:岩尾 智子)
 

AMDA

AMDAフィリピン支部長として、新型コロナウィルス感染症の影響に対する様々な支援活動を牽引されているナバロ先生ですが、いつ同支部長に就任されましたか?経緯も含めて教えてください。
 

ナバロ支部長

AMDAとの出会いは、AMDAインターナショナル名誉顧問であるプリミティボ・チュア医師を通じてです。2006年にAMSA(アジア医学生連絡協議会)の会議が香港で開催された際にAMSA設立者でもある菅波代表とチュア医師も参加されていました。そこでチュア医師に声をかけていただいて以来、緊急支援活動への参加、会議開催の準備などフィリピン支部の活動に関わってきました。2017年に前支部長のリネット・ビラ医師から後任をお願いできないかと申し出がありました。最初は、仕事、支部の活動、私生活と両立できるか悩みました。周りに相談し決意が固まり、2017年7月にAMDAフィリピン支部長に就任しました。確かに、支部長を担うことは一つの挑戦ではありますが、同胞への支援に加え、自分の能力や知識を活用しなくてはと思ったのです。
 

AMDA

新型コロナウイルス感染症はフィリピンにどのような影響を及ぼしていますか?フィリピン支部では、この状況に対してどう対応しましたか?
 

ナバロ支部長

政府に課された都市封鎖によって市民の生活は大きな影響を受けています。全ての交通網がストップしたため、市民は自宅待機を余儀なくされ、地方の人たちは帰郷できず、親族や友人宅に身を寄せる人もいました。食糧の買い出しすら大変で、入店制限を行っている店の前は買い物客が長蛇の列を作っていました。今では、オンラインショッピング、ドアからドアへの配送サービスも急速に発展しています。

AMDAフィリピン支部は、この状況下で自分たちの専門性を人のために活かせないか、考えている中、思い付いたのが人の移動無しにできる「オンライン無料医療相談」でした。相談を受ける医療者を集めるため友人知人に連絡を取りました。時が経つにつれてボランティアのネットワークがフィリピン全土に広がり、1か月間の活動を行うことができました。他にも、医療機関などへの個人防護具の提供、新型コロナウイルス感染症に関連するテーマについてのオンラインセミナー開催、といった活動も行いました。信頼のおけるフィリピン支部のメンバーやAMSAの学生からのサポートにより実現できました。
 

AMDA

AMDAフィリピン支部長AMDAフィリピン支部の今後の展望を教えてください。
 

ナバロ支部長

医療者、非医療者を問わず、より多くの人に支部の活動に参加してもらい、支部のことを知ってもらいたいと常々、思っています。困難な状況下でも、活動を通じて人々に良い影響を与えることを目的としてるフィリピン支部では、体制強化を目指しています。そして活動を行う中で、支部の新しいリーダーが触発され、またパートナー組織とのネットワークが広がることを願っています。皆様からいただくご支援は私たちの草の根活動を続けることに繋がります。皆様からのご支援に深謝いたします。
 
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