1984年設立、国連経済社会理事会総合協議資格NGO 特定非営利活動法人AMDA

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インド・ブッダガヤの食事支援継続中(実施期間:2023年3月から7月)

公開日:2023年09月28日
 
インド事業担当 アルチャナ ジョシ
ビハール州はインドで最も貧しい州として知られており、AMDA は2009年より母子保健事業としてAMDAピースクリニック(APC)を同州、ブッダガヤで運営しています。加えて、2023年1月から毎週火曜日に、収入が安定せず生活に困窮している方々を対象に食事を提供しています。

昨年からAMDA はダンプール村にある土地でダール豆や野菜などを栽培しており、3月には現地スタッフが自分たちで栽培していたアルハル豆を初めて収穫し、収穫したばかりの豆を使ったダルカレーを提供することもできました。「自分たちでつくったものを料理として提供できたことはとても嬉しかった。」と現地スタッフは笑顔で話しました。以降も、その土地で収穫した旬の野菜を使ったカレーやダルカレーなど、時々提供しています。

4月は、食事支援を開始して約3か月が経過し、食べに来られた方は大人も子ども、皆「おいしい」と笑顔に溢れていました。「ありがとう!」という子どもや、合掌して気持ちを伝えてくれる車いすの男性もいらっしゃいました。支援が始まった当初から携わっている現地スタッフにも感想を聞いたところ、「支援を必要とする方に喜んでもらえる活動ができる事が嬉しく、活動に誇りを持っている」と話しました。

しかし、インドでは3月下旬から日に日に気温が高くなっており、午前10時の時点で30度を超える日も出てきました。連日の酷暑の影響で食欲がなく、火曜日の食事支援に集まる人々の数が減ってしまいました。食事をとらないと体力が落ち、仕事をする気力をなくす、または熱中症などで体調を崩すことを懸念していたところ、現地のスタッフより、暑い夏を乗り越えるためにビハール州では一般家庭でよく作られている飲み物があると聞きました。サットゥと呼ばれるその飲み物は、ひよこ豆を炒って粉にしたものに、レモン、コショウ、青唐辛子を混ぜ、水で薄めてジュースにしたものです。
サットゥは作り方も簡単で、炎天下で活動する調理スタッフやボランティアの負担もだいぶ減るため、4月から7月の間はサットゥや季節の果物ジュースを中心に提供することにしました。また、食事支援の時間も正午から午前10時に変更しました。結果、準備していた約200杯分は1時間半程度で配り終えました。その後、サットゥを月2回の第2週と第4週に提供し、更に暑さのひどい5、6、7月の3か月間は季節の果実を使用したジュースなど飲みものを中心に提供することにしました。

5月からはマンゴーが旬を迎える時期なので、マンゴジュースとサットゥを毎週交互に配っています。村の方々の間で好評になり、ちいさな子供を連れたお母さんや学校帰りの子どもたちなど、多くの方々が集まって、「美味しい」と喜ばれています。夏の時期は酷暑のため学校も早朝5時頃始まり10時には帰宅するなど対策がとられているようです。提供する際に、現地スタッフが「熱中症、脱水症状にならないようしっかり水分補給をするように」とマイクで呼びかけながら配布するようにしました。

6月も酷暑日が続いたため、サットゥを主に提供しました。サットゥは子供から大人まで好まれました。学校は夏休みのため、多くの子供たちも集まってきて、飲んだ後に英顔で「ありがとう!」と言って帰っていきました。食事支援に協力してくださっているスタッフさんも「村人たちが笑顔で集まって飲んでくれると私たちもとてもうれしい」と喜びの報告がありました。

7月も連日酷暑で、雨期入りしたはずが、雨が降らず、カンカン照りの天候が続きました。いつも通り多くの大人たち、子供たち、そして赤ちゃんを抱いたお母さん、車いすのおじいさんたちは周辺のいろいろな村から集まってきました。蒸し暑く、汗だらだらの日の中「おいしい。酷暑にはサットゥは非常にありがたい」と喜んでくれた方々が多くいました。AMDA は引き続きブッダガヤで食事支援を行う予定です。
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