1984年設立、国連経済社会理事会総合協議資格NGO 特定非営利活動法人AMDA

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ネパール・ブトワール市より市長およびAMDA現地関係者が来日

公開日:2023年06月26日
 
ネパール事業担当 アルチャナ ジョシ
 

写真提供:総社市役所

2023年5月29日、ネパールよりブトワール市の市長をはじめとする6名が来日し、AMDA本部のある岡山を中心に、行政機関、商工会、大学、医療機関等を訪問、見学しました。 今回来日されたのは、ブトワール市長ケル ラジュ パンディ氏、同市職員テク ラジュ パンティ氏、ブトワール商工会議所元会長ジバン プロサド オジャ氏、現会長ウジョル プロサド カサズ氏、そしてAMDAネパール支部元支部長リシケス ナラヤン シュレスタ医師、シッダールタ母と子の病院長ラジェンドラ プロサド バシャール医師の6名です。

シッダールタ母と子の病院(ネパールこども病院)は1998年11月に阪神淡路大震災後の日本とネパールの多くの支援者の協力により設立された、首都以外では唯一の母子専門病院です。設計は安藤忠雄建築事務所がボランティアで協力してくださいました。2011年11月、新たな周産期病棟が完成。新病棟では陣痛室、分娩室、産褥室、手術室、家族計画カウンセリング室、新生児集中治療室などを備え、妊娠・出産から新生児ケアを総合的に管理できるよう配慮しています。

今回の訪日のきっかけは、菅波茂AMDA理事長による昨年9月のネパール訪問でした。AMDAネパール支部が運営するシッダールタ母と子の病院を訪れた際、ブトワール市長を表敬訪問した折に市長と関係者を日本に招待したのです。
 

【ネパール・ブトワール市長並びに同市関係者、総社市長表敬訪問】

5月30日、一行は岡山県総社市の片岡聡一市長を表敬訪問し、歓迎式典に出席しました。総社市が力を入れている障がい者雇用政策の話を聞き、その後、障がい者が働いている施設を見学しました。総社市は様々な福祉政策を実施しており、この日、両市の紹介と、今後の取り組みなどについて協議を行いました。一行は総社市のごみ焼却施設も見学し、関係者から設立の費用、仕組みや住民に納得していただくための方法などについて話を聞きました。ブトワール市はネパールで課題となっているゴミ処理のために、ごみ焼却施設の建設についてとても有意義な情報をいただいたと、帰国後ブトワール市でもごみ焼却施設の建設に向けて検討したいと話をされました。
 

【ネパール・ブトワール市長並びに同市関係者、岡山県立大学を訪問】

5月31日、ネパール・ブトワール市長ケル ラジュ パンディ氏及び同市関係者6名は、AMDAと連携協力協定を締結している岡山県立大学を訪問しました。沖陽子学長を表敬訪問、現在年間3500の分娩を行う「シッダールタ母と子の病院」などについて説明をされました。県立大学の看護師や保健師を目指す学生たちが母と子の病院で研修を行うことで、多くの分娩数を経験できることから、最新の技術が備わった日本では学べない、ネパールでの様々な対応や妊婦となる女性たちとの関わりを通し、貴重な知見を得られるのでは、と研修内容の具体的な可能性についてまで話が及びました。

その後、シッダールタ母と子の病院ラジェンドラ プロサド バシャール院長を中心に、県立大学の学生8人に講義を行いました。学生からも、ネパールの災害対応や支援など、積極的に質問していました。

 

【ネパール・ブトワール市長、シッダールタ母と子の病院長並びに同市関係者、岡山県内の病院を訪問】

6月1日、ネパール・ブトワール市長ケル ラジュ パンディ氏及びシッダールタ母と子の病院長ラジェンドラ プロサド バシャール医師含む6名は、岡山市立市民病院と倉敷中央病院を訪問しました。シッダールタ母と子の病院の拡充を検討するにあたり、両病院の外来、産婦人科病棟、小児科病棟、手術室などを見学しました。また、日本の優れた医療技術の移転や医療従事者の交流の可能性について話し合いました。

 

【ネパール・ブトワール市長・商工会議所会長並びに同市関係者、岡山市長及び岡山県商工会議所連合会会長を表敬訪問】

6月2日、ネパール・ブトワール市長ケル ラジュ パンディ氏及びブトワール商工会議所現会長ウジョル プロサド カサズ氏含む6名は、岡山市 大森雅夫市長を表敬訪問し、両市の紹介を行いました。同日、岡山県商工会議所連合会 松田久会長も表敬訪問し、今後の取り組みについて協議しました。

また、この日、6名はAMDA本部も訪問。ブトワール市内にある「シッダールタ母と子の病院」の発展について、今後も引き続き、ブトワール市、ブトワール商工会議所、AMDAネパール支部、そしてAMDA本部が協力していくことに合意しました。

 

【ネパール・ブトワール市長並びに同市関係者、兵庫県神戸市へ】

6月3日、ネパール・ブトワール市長ケル ラジュ パンディ氏含む6名は、シッダールタ母と子の病院(AMDAネパールこども病院)に長年支援するAMDA兵庫メンバーを訪問、毎日新聞神戸支局の会議室にて、同病院の歴史と現状について講演会を行いました。講演を行ったAMDAネパール支部元支部長リシケス ナラヤン シュレスタ医師たちは、AMDA兵庫の方々に、同病院設立から現在までの多くのご支援に対して感謝の意を伝えられました。

AMDA兵庫 江口貴博理事長は、引き続き同病院に支援していくと述べました。

翌日4日は、同病院の建物の設計者である安藤忠雄氏が設計された「こども本の森神戸」を見学し、関係者と面会し、今後も交流を深めていく意思を表明しました。

その後、6名は全行程を終了し、ネパールに無事帰国いたしました。滞在中、一行の訪問にあたり、ご尽力、ご協力いただきましたご関係者の皆様に心より感謝申し上げます。AMDAは引き続きネパールでの活動を継続していきます。




 
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