サバ州農村部でのワクチン接種
各家を回る医療チーム
ワクチン接種についての説明をする医療チーム
他の州と比較すると貧困率の高いサバ州は、地域によって交通手段が限られています。会場まで行くことができないため、農村部に住む住民はワクチン接種を受けられず取り残される可能性もありました。村によっては、ジャングルを3時間ほど運転しなければならない地域もあります。マーシーマレーシアは、サバ州保健福祉部が主導する農村地域ワクチン接種プログラムを支援するため、同州ナバワン地区に医療チーム(看護師1名、ボランティアスタッフ5名)を約1か月間派遣し、同地区の20か所で367回分のワクチン接種を行いました。目標としていたサバ州の接種率が成人人口の80%に達したため、この支援活動は11月2日をもって終了しました。
ワクチン接種を行うマーシーマレーシア看護師
ワクチン接種会場