AMDAフィリピン支部は、「ALL-IN-ONE BAYANIHAN (みんな一つになって助け合おう)」と題し、5,000世帯が避難生活を余儀なくされているというラ・ウニオン(La Union)州 ルナ(Luna)町にて支援を決定。10月17日、副支部長含む7人の支援メンバーは、活動地となる同町サントドミンゴ・ノルテ(Santo Domingo Norte)地区にて、フィリピン陸軍予備役やその他協力団体らと、被災者を対象に無料診療及び物資支援を行った。
この日、診察を受けたのは1,213人。筋肉痛や関節痛の方が最も多く、続いて高血圧、アレルギー症状や急性胃腸炎の症状が多く見られ、必要に応じて無償で薬が処方された。更に、米や麺類、缶詰などの食糧を350世帯に配布した。
活動後、この支援を行ったエリカ・タニア・ダビロ副支部長は、「このコロナ禍で発生した災害時、助けを必要とする方々のために、多くの人が活動に参加したことに感動しました。ボランティアやご支援いただいた皆様に心より感謝申し上げます。ともに乗り越えよう!(Together, we can!)」と語った。
今後もAMDAフィリピン支部は現地の状況を注視していく。
尚、今回の協力支援団体は以下の通り。
・フィリピン陸軍予備役 ・ロータリークラブ マニラ101 (Rotary Club of Manila 101)
・ゴー・シェア財団 (Go Share Foundation)・フィリピン医学生協会 (Philippine Medical Students Association)
・タンギング・ヤマン財団 (Tanging Yaman Foundation)
・デジタル・マーケティング・フィリピン (Digital Marketing Philippines)
・フィリピン・産業医学大学 ラグーナ校 (Philippine College of Occupational Medicine-Laguna)