1984年設立、国連経済社会理事会総合協議資格NGO 特定非営利活動法人AMDA

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3月26日、東日本大震災10年 AMDAオンライン交流会を開催しました

公開日:2021年04月05日
 
AMDA理事 難波 比加理

2011年3月11日に起きた東日本大震災から10年、AMDAは緊急救援活動から始まり東北3県で復興支援活動を実施してきました。

2021年3月26日、東日本大震災10年 AMDAオンライン交流会 「想いを未来へ かだって(一緒に)つながろう!」をオンラインにて開催、30名以上の方にご参加いただきました。交流会当日、AMDAの復興支援事業に関わる東北の関係者から復興に向けた10年の取り組みについてパワーポイントを使いながら報告していただきました。AMDA 菅波理事長から、「これから日本は災害が増える。そのとき、災害の経験者の教訓と経験からくる知恵が生かされる。今後、1)困ったときはお互いさまの精神で災害支援を続ける。2)「オンラインマーケット」として東北の物産販売を東北被災地商店街に呼びかけて多くの商店街が参加できるしくみづくりをする。3)コロナ禍で一同に集まれない状況が続く中、オンライン交流を通してお互いがつながり離れていても応援できる形を整える。」などの提言がありました。

質疑応答では、復興グルメF-1大会に参加している東北の三陸沿岸仮設商店街と四国の受け口として中心となる徳島県ホウエツ病院とともに南海トラフ災害支援の支援体制を築いていくこと。復興グルメF-1大会のアイデアメニューを商品化してネット販売する。オンラインマーケットで東北の乾物を取り扱うなどで災害時の食糧備蓄も視野にいれる。定期オンライン交流会を開催してネットワークを広げていく。など菅波理事長とオンライン上で参加者と積極的な意見交換の場になりました。参加の声から、「コロナ禍でつらいときこそ、人のふれあいが大切」「オンラインで久々の再会を喜んでいる。東北のボランティアを毎年続けて行くたびに東北の人から「おかえり」といわれるのがうれしい。」「中高生の同世代交流を通して、交流の大切さを学んだ。10年たった今、東北大震災を風化させない。いろいろな人に伝えていくことが防災意識を高めることになる。」などが挙げられました。東日本10年の間に積み重ねた多くの人の絆をそれぞれが感じる会となりました。

〜当日のAMDAオンライン交流会プログラム(敬称略)〜
1. 開会・東日本大震災から10年を振り返って  AMDA理事長 菅波 茂
2. 協力自治体からのメッセージ紹介
3. 緊急救援活動の概要            AMDA理事 難波 妙
4. AMDA大槌健康サポートセンター報告    センター長 佐々木 賀奈子
5. 復興グルメF-1大会の活動報告        運営事務局代表 坂本 正人
6. 東日本国際奨学金の報告            古舘 笑海
7. AMDA中学高校生会の活動報告       リーダー 太田 光瑠
                      副リーダー 福田 朱里
8. 一般社団法人Tsubomiの活動報告      事務局長 大久保 彩乃
                      理事 菅谷 安美
9. AMDAとともに おかやまコープの活動報告   全体理事 金高 さおり
10. 質疑応答                 AMDA理事長 菅波 茂
他、関係者からのコメントやメッセージの紹介

*当日の報告会の様子をYouTubeにて公開いたしました。下記クリックの上、どうぞご覧ください。
 
 
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