1984年設立、国連経済社会理事会総合協議資格NGO 認定特定非営利活動法人AMDA

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インド・ビハール州ブッダガヤ:コロナ禍で状況が刻々と変化する中での食糧支援

公開日:2021年03月30日
 
インド担当:岩尾 智子
 

【活動報告】

食糧を受け取る妊婦

インド東部ビハール州ブッダガヤで母子保健事業を実施しているAMDAピースクリニック(APC)は、インド政府による都市封鎖が解除された直後の昨年6月より妊産婦世帯を対象とした食糧支援を行っています。未だ経済的に苦しい世帯がある一方、平均して妊産婦世帯の生活環境が改善傾向にあることから、先月より支援回数を月1回に減らしています。

3月16日、APCは、インドの大切なお祭りの1つであるホーリー祭を前に、妊産婦48人とAPC元職員が運営する「お年寄りの家」に豆1.5kg、ひよこ豆500g、ジャガイモ1kg、玉ねぎ1kg、塩500g、調理油500ml、小麦5kg(小麦は政府からの支援を受けていない方のみ)の食糧支援を行いました。

現地APCスタッフによると、インドでも新型コロナウイルスの変異株による感染者数が増加しており、3つの州では都市封鎖が実施される予定です。APCが活動するブッダガヤでは、都市封鎖の是非が議論されており、まだ結論は出ていません。これからも現地の状況を注視していきます。

APCがある通りも賑わいが戻ってきた

食糧を袋に詰める妊婦

 

【インドで生きる妊産婦の生活状況の変化】

プジャさんの場合:

私は、11月27日に帝王切開で第一子を授かりました。昨年3月の都市封鎖前、グジャラート州の繊維工場で働いていた夫は、ホーリー祭のお休みに2週間、ブッダガヤに戻っていました。その間に都市封鎖が始まり、それから間もなくその工場が経済状況の悪化により閉鎖することを知らされました。今は、ブッダガヤでトラクターの運転を学び、運転手としての仕事を探しているところです。

今は、井戸掘りの職人として働いている、義父の収入で暮らしています。義父も以前はパンジャブ州で井戸掘りをしていましたが、都市封鎖によりブッダガヤに帰ってきました。帰ってきてからも仕事はありませんでしたが、3か月前から村で井戸掘りの仕事を始めました。

自宅に野菜を栽培する土地があったのとAMDAピースクリニックの食糧支援のおかげで、食べ物に困ることはありません。ありがとうございます。
 

スウィーティーさんの場合:

昨年インド政府による都市封鎖が解除された直後の7月、私は結婚してブッダガヤに住み始めました。私の家族はAMDAピースクリニックの近くにある売店で生計を立てています。現在、妊娠2か月半で、先月からAMDAピースクリニックで健診や食糧支援を受けています。

結婚後初めて住む場所なので、最初、私には状況の変化が分かりませんでしたが、家族が言うには都市封鎖が行われた後のブッダガヤは以前と違ったそうです。都市封鎖直後は、私も経済的困難に直面しました。しかし、今は私が嫁いできた昨年7月より状況は改善し、売店にもお客さんが戻ってきています。
 
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