1984年設立、国連経済社会理事会総合協議資格NGO 特定非営利活動法人AMDA

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新型コロナウィルス感染症の影響に対する支援活動〜AMDAピースクリニックでの緊急食糧支援活動5〜

公開日:2020年08月26日
 

APCスタッフから食糧を受け取る妊産婦の家族

インド東部ビハール州ブッダガヤにあるAMDAピースクリニック(APC)では、第1回目のロックダウンが解除された6月より、毎週火曜日に、クリニックに登録している妊産婦世帯と元APCスタッフが運営する「お年寄りの家」を対象に食糧支援を行っています。
 
世帯収入が激減し、収入が安定しない中、野菜が高騰している状況が続いています。8月11日と18日に行った食糧支援では、各週それぞれ、58世帯と「お年寄りの家」に豆(1.5kg)、ひよこ豆(500g)、ジャガイモ(1kg)、調理油(500ml)、塩(500g)を手渡しました。上記に加えて、政府支援を受けていない人には11日には小麦(4kg)を、18日には米(4kg)を追加で支援しました。
 

食糧を受け取る妊産婦

APCから食糧を受け取る妊産婦


今週は、妊産婦のご家族からAMDAの活動に対するコメントをいただきました。
 
AMDAピースクリニックに登録する妊産婦のお母さんであるリンク・デビさんより
「私の夫は、ブッダガヤにある観光地の1つである“80フィートの大仏”の近くで、写真を売る仕事をしていました。都市封鎖中は店を開けることが出来ず、都市封鎖が解除された後もお客はいません。今までの貯蓄を切り崩して生活していますが、長くは続きそうにありません。AMDAピースクリニックに登録している妊娠中の娘に加えて、もう2人学生をしている子どもたちがいますが、経済的な問題は子どもたちには知らせていません。AMDAピースクリニックから支援いただく食糧によって、大変助かっています。毎週火曜日を楽しみにしています。」
 
AMDAピースクリニックに登録する妊産婦のお母さんであるスミトラ・デビさんより
「私は専業主婦で、夫は建築現場で働いています。ただ、今、建築の仕事がないので、日雇いの農作業をして、1日5kgのお米(175ルピー(約250円))を給料としていただいています。建築の仕事では1日350ルピー(約500円)をもらって生活できていたのですが…
食料品店の店主と仲が良いので、食糧は後払いで購入しています。AMDAピースクリニックからの食材があるお蔭で、購入する食糧が少なくて済んでいます。ありがとうございます。」
 
 

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