1984年設立、国連経済社会理事会総合協議資格NGO 認定特定非営利活動法人AMDA

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新型コロナウイルス感染症の影響に対する支援活動〜AMDAピースクリニックでの緊急食糧支援1〜

公開日:2020年06月16日
 

活動地であるビハール州ブッダガヤの位置

AMDAピースクリニック(APC)があるインド東部ビハール州ブッダガヤは、元々貧困率の高い地域です。特に街の中心部周辺に住む人たちは観光や建築関係の日雇い労働を主な収入源としており、新型コロナウイルス感染症の影響により収入は激減しています。

6月8日から活動を再開したAPCでは、地域で何が求められているかを知るため、現地スタッフがAPCに登録している妊産婦に電話で調査を行った結果、収入が断たれたため、生活が困窮しており食糧にも困っている状況にある人が大変多いことが判りました。

この状況を受けてAMDAは1週間に1度、APCに登録している妊産婦の家庭を対象に緊急食糧支援を実施する予定です。
 

AMDAピースクリニックでの活動

AMDAピースクリニックの外観


*上記写真と聞き取りをした妊婦とは関係ありません。

(実際に聞き取った内容)

妊婦のAさんの場合:

「私は7人家族の主婦です。夫は建築関係の日雇い労働をしていましたが、今は新型コロナウイルス感染症の影響により仕事がなく、収入源がなくなりました。ラッションカード(政府の支援を受け取るのに必要なカード)のおかげで、私の家族は1か月に1回支給される14.5kgのお米と14.5kgの小麦に加えて、月500ルピーの支援がインド政府からあります。その他、生活に必要な経費は貯金を切り崩してやりくりしています。雨季に備えて貯めていた穀物が少しあるのでそれも食の足しにしています。
いつになったら元の生活に戻れるのか、元の生活に戻れるのを待っています。もし、この状況が続けばどうやって生活していけばよいか分かりません。時には、食べずに寝ることもあるので、私は食料や日々の生活に関わるものを一番必要としています。きっと、新型コロナウイルス感染症が流行する前のような元の生活に戻ることは望めないと思っています。」
 

妊婦のBさんの場合:

「子ども1人、夫と私の3人家族で、主婦をしています。夫婦ともに教育を受けていません。1人目を妊娠した時、私は清掃員になるための訓練を受けていましたが、結局、職を得ることはできませんでした。1人目の子どもは未熟児だったため生後数か月後に亡くなりました。
私の夫は建築関係の日雇い労働をしていました。今は、新型コロナウイルス感染症の影響により仕事がありません。このような状況にも関わらず、私はラッションカード(政府の支援を受け取るのに必要なカード)がないため、政府からの支援を受けていません。時々夫のところに単発の仕事の電話があり、その仕事ができれば収入になり食糧を手に入れられます。近所の人に食べ物を分けてもらうこともあります。少なくとも子どもには食べさせて、自分たちは食べられない日もあります。新型コロナ感染症に罹患する前に、食べれずに死ぬかもしれないという不安の方が今は大きいです。」


 

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