１９８４年設立、国連経済社会理事会総合協議資格ＮＧＯ 特定非営利活動法人ＡＭＤＡ
活動履歴
AMDA速報11 令和元年台風19号被災者緊急支援活動
AMDAの活動地である長野市及び宮城県丸森町では前日25日から大雨が降り続き、長野では千曲川が増水、丸森町でも大雨警戒のため避難指示が出ていたが、本日26日には状況も落ち着いており、AMDAチームも各地で活動を継続している。
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▶１．宮城県チームからの活動の報告 活動場所：丸森小学校避難所（宮城県伊具郡丸森町）
▶２．長野県チームからの活動の報告 活動場所：賛育会（長野県長野市）
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１．宮城県チームからの活動の報告 活動場所：丸森小学校避難所（宮城県伊具郡丸森町）
10月16日より丸森小学校で活動しているAMDAチームは23日より鍼灸活動を開始、翌日より午前9時から午後8時まで希望する避難者に鍼治療を行っている。
23日はベッドサイドのみでの治療だったが、24日には同小学校の体育館内にある放送室を鍼治療スペースとして使用できることとなり、段ボールベッドなどを設置し、よりプライバシーを保てる環境での施術も可能となった。この鍼治療スペースと鍼灸師巡回によるベッドサイドにて、24日には8人、25日には15人に鍼治療を行った。治療を受けるまでベッドから起き上がるのも大変と言っていた男性は、治療後は楽に起き上がれるようになり、階段もスムーズに下れるようになった、すごく身体が楽になったと喜ばれた。
AMDAチームは25日夕方、丸森町で大雨洪水警報が発令されたことを受け早めに活動を切り上げたが、本日26日は現地や道路状況を確認しながら時間通りに丸森小学校に到着、午前9時より3人の鍼灸師が活動している。
尚、このチームの活動については、復興支援センターMIRAI様のご協力をいただいている。
■24日~26日AMDA派遣者 ＊敬称略 派遣順
岩尾 智子 （いわお ともこ）調整員・看護師（米国資格） / AMDA職員 / 35歳 / 徳島市在住
山田 章博 （やまだ あきひろ）調整員 / 赤磐市職員（AMDA本部に出向中) / 45歳 / 岡山市在住
今井 賢治 （いまい けんじ）鍼灸師 / AMDA災害鍼灸ネットワーク代表世話人・帝京平成大学/ 54歳 / 東京都在住
篠原 大侑 （しのはら だいゆう）鍼灸師 / 帝京平成大学 / 23歳 / 横浜市在住
平野 篤 （ひらの あつし）鍼灸師 / 宮城県鍼灸マッサージ師会 / 42歳 / 宮城県大崎市在住
平井 顯徳 （ひらい あきのり）鍼灸師 / 東京医療専門学校 / 43歳 / 埼玉県鶴ヶ島市在住
2. 長野県チームからの活動の報告 活動場所：賛育会（長野県長野市）
長野市豊野地域にある社会福祉法人賛育会豊野事業所（以下賛育会）のクリニックの診療再開に向け、AMDAは2018年7月西日本豪雨災害時のまび記念病院支援の知見、経験を教訓とし、調整サポートを行っている。10月25日時点では、11月上旬の診療再開をめどにAMDAもともに準備している。
診療再開に向けての必要情報、進行方法については、AMDAより、西日本豪雨災害で、賛育会と同様、1階部分が水没しインフラ、病院機能が停止しながらも、早期に保険診療を再開させたまび記念病院 村松院長及び服部総院長、そして同病院を支援する前準備からご協力いただいた高杉こどもクリニック（吉備医師会）�眇�院長を賛育会クリニック院長らにご紹介し、電話での相談等をいただく体制ができた。
AMDAチームは施設職員の方々と一緒に建物内の清掃や環境整備も行っている。建物の清掃は急務だが、賛育会の災害対策本部や事務所などがある2階の衛生環境を優先的に整えるという施設の方針に沿い、25日にはもともとあった土足厳禁の境界に貼られていたテープに加え、チームと職員の方々で泥除けマットなども設置。さらに、すぐに必要な掃除道具などの物資、診療など開始にあたってすぐに必要となる血圧計、パルスオキシメーターもAMDAが準備した。
本日26日も賛育会内にて、準備、調整を進めている。
尚、AMDAチームの宿泊場所について、天理教信州長野分教会のご協力をいただいている。
■24日~26日AMDA派遣者 ＊敬称略 派遣順
橋本 千明（はしもと ちあき）看護師 / AMDA職員 / 39歳 / 岡山市在住
菅原 久美子（すがはら くみこ）看護師 / AMDA緊急救援ネットワーク登録メンバー / 40歳 / 長野県松本市在住
小路 基予子（こみち きよこ）看護師 / 地元ボランティア / 34歳 / 長野県松本市在住（25日まで）
原田 弥生子（はらだ みおこ）調整員・薬剤師 /AMDA緊急救援ネットワーク登録メンバー / 52歳 / 兵庫県西宮市在住
神倉 裕太郎（かみくら ゆうたろう）調整員 / AMDA職員 / 27歳 / 岡山市在住
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