大町公民館での環境整備
避難所運営会議
大町町は基幹病院が被災したうえ、町内の鉄工所から油が流出、さらにボタ山に崩落の危険が迫るなど悪条件が重なり、避難所は一時、緊迫した状況に陥り、パニック障害を起こす患者が出るなど混乱を極めたと説明しました。
3人は西日本豪雨の際に蓄積したノウハウが生かされた半面、避難所のスタッフ不足の課題を指摘、地域防災計画の重要性も再認識したとしたうえで「被災地の佐賀県、大町町に快く受け入れて頂き、思い切った活動ができた」と感謝の気持ちを述べました。
大町町は人口6900人で、農業が主幹産業。1960年代前後は“炭鉱の町”として栄え、今もボタ山が残っています。
AMDAの緊急派遣には、今回も「おかやまコープ様」(岡山市北区奉還町)から温かいご支援を頂きました。ありがとうございました。
なお、報告会に出席した3人のほか、現地に支援活動で出向いた人たちは以下の通りです。(敬称略)
早瀬 麻子 看護師/AMDA兵庫/長崎市在住
中野 裕也 調整員(鍼灸師/九州保健福祉大学/宮崎県延岡市在住
中野 侑子 調整員(鍼灸師)/ゆう鍼灸院/延岡市在住