1984年設立、国連経済社会理事会総合協議資格NGO 特定非営利活動法人AMDA

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中国四川省地震被害に対する緊急医療支援活動 11

公開日:2008年09月12日
 

 AMDAは、現地協力機関である、四川省中西医結合医院(四川省中医薬科学院付属病院)と協働で、四川省地震(5月12日発生)の復興支援、8月30日に四川省攀枝花市(はんしかし)で発生した地震の緊急救援として、血圧計と血糖値測定器各170式を12の病院・診療所に提供した。
 また、8月23〜27日、日本国内の関係者(日中青年交流協会・本部福山市/理事長笹山徳治)を通じ、四川省綿陽市で健康診断を実施した。チャン族の子ども、家族を失った子ども、崩壊した家屋や親戚宅で生活する人々など、合計25人を診察した。
 本部調整員ニティアン・ヴィーラヴァーグは、8日に帰国した(1日出発)。

 

【9月1〜8日活動内容】
・都江堰市のヤンジャン病院、アンロン病院へ血圧計と血糖値測定器(以下、
 同じ)を各30式提供
・彭州市の第二人民病院へ40式提供
・綿陽市中医薬病院へ40式提供
・広元市の3病院を訪問し、90式を提供。内一つの病院は、二階建ての二階部分
 を被災者のために使用
・攀枝花市紅十字会の同席の下、仁和区仁和病院へ20式提供
・攀枝花市郊外の3診療所に各15〜20式、合計50式提供
   同市には36の少数民族が住み、95%が鉄鋼業に従事する移住労働者である。
   同市郊外で震源地に近いダロンタンでは、イ族他少数民族の歓迎を受けた。
   山岳地帯で人口密度が低いため被害は限られ、貧困と昔ながらの生活様式に
   より泥の家で暮らし、家屋のほとんどが地震による被害を受けている。
・成都市金堂県の病院へ40式提供。贈呈式には、四川省保健局長と金堂県知事の
 他、地元住民も多数参加

 

【これまでの活動】

 

1.AMDA本部とAMDA台湾支部
1)四川省菅銷学会(Sichuan Marketing Academy)・エープラス職業訓練校
(A Plus Vocational School)と連携して実施
<第4次隊>
6月12〜19日 派遣者:計3人  
心理カウンセラー養成研修と集団心理カウンセリング

 

2)四川省中西医結合医院(四川省中医薬科学院付属病院 Sichuan Academy of
Chinese Medicine Sciences)
<第3次隊>
5月24〜29日 派遣者:計6人(医師3・看護師2・調整員1)
外科治療と心理カウンセリング
 *汪達紘医師(岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 助教 医学博士)を
   派遣(5月23〜30日)

 

3)四川大学華西病院(West China Hospital)
<第2次隊>
5月19〜22日  派遣者:計6人(医師2・看護師2・調整員2)
整形外科手術室と救急病棟で医療支援

 

4)巡回診療
<第1次隊>
5月17日 成都から約4時間、安県近郊の山岳地帯にある村
派遣者:計20人(医師9・看護師4・薬剤師1・調整員3・調整員補助3) 
学校敷地内の避難所で、テントを仮設診療所とし、10人の患者を診療

 

2.都江堰市
6月3日、岡山県倉敷市高野山真言宗備中地域の寺院住職有志による「南真会」と協力し、最大の被災地の一つとされる都江堰市の慈善会(中国政府の救援物資受取機関)に、米10トンと薬7箱(解熱剤、風邪薬、咳止薬など)を贈呈

 

3.徳陽市スーファン避難所
5月14日に医療チーム計4人 (外科医1、看護師2、調整員1)を編成。同日スーファン紅十字会に医薬品を届け、避難所にて診療活動を開始し、5月27日にはスーファン市人民病院へ米3トンと水を寄付

 


【皆様からの募金を受け付けております】
郵便振替:口座番号01250-2-40709  口座名「AMDA」
*通信欄に「中国四川地震」とご記入下さい

 

 

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