1.ボホール島支援 (フィリピン海軍、大統領府事務官レオン
シオ・エバスコ氏、フィリピン開発安全女性委員会
(WiNDS)、AMDA合同支援)
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1.シアルガオ島支援 (AMDAフィリピン支部、AMSA(アジア
医学生連絡協議会)フィリピン支部、フィリピン医学生協議
会、ロータリークラブマニラ101、GoShare Foundation、
AMDA合同支援)
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1.ボホール島支援 (フィリピン海軍、大統領府事務
官レオンシオ・エバスコ氏、フィリピン開発安
全女性委員会 (WiNDS)、AMDA合同支援)
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1.ボホール島支援 (フィリピン海軍、大統領府事務官レオン
シオ・エバスコ氏、フィリピン開発安全女性委員会
(WiNDS)、AMDA合同支援)
2.シアルガオ島支援 (AMDAフィリピン支部、AMSA(アジア
医学生協議会)フィリピン支部、フィリピン医学生協議会、
ロータリークラブマニラ101、GoShare Foundation、
AMDA合同支援)
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12月16日午後、猛烈な台風22号(フィリピン名オデット)がフィリピンに上陸。同国中部のシアルガオ(Siargao)島に上陸後17日にかけ、ボホール島 (Bohol) やセブ (Cebu) 島などに甚大な被害をもたらした。12月19日時点、死者数31人、負傷者数3人、18万世帯70万以上が被災し、避難生活を余儀なくされている世帯数は14万にのぼる(フィリピン国家災害リスク削減管理委員会 発表)。尚、現地では停電及び通信障害のため、情報が錯綜している。
17日、AMDAは現地協力者であるフィリピン大統領府 事務次官グロリア・メルカド氏及びAMDAフィリピン支部に連絡をとり、情報収集を開始。コロナ禍において日本からフィリピンへの医療チーム派遣は困難なため、現地で必要とされる支援を行うことを決定。
17日朝ボホール島の様子(現地協力者提供)
診察の様子
AMDAフィリピン支部は、「ALL-IN-ONE BAYANIHAN (みんな一つになって助け合おう)」と題し、5,000世帯が避難生活を余儀なくされているというラ・ウニオン(La Union)州 ルナ(Luna)町にて支援を決定。10月17日、副支部長含む7人の支援メンバーは、活動地となる同町サントドミンゴ・ノルテ(Santo Domingo Norte)地区にて、フィリピン陸軍予備役やその他協力団体らと、被災者を対象に無料診療及び物資支援を行った。
この日、診察を受けたのは1,213人。筋肉痛や関節痛の方が最も多く、続いて高血圧、アレルギー症状や急性胃腸炎の症状が多く見られ、必要に応じて無償で薬が処方された。更に、米や麺類、缶詰などの食糧を350世帯に配布した。
10月8日未明にフィリピンの東で発生した台風18号は勢力を強めながら北西に進み、12日午前0時(現地時間11日午後11時)、ルソン島の北に位置するフガ (Fuga) 島に上陸した。台風はその後北西の海上に抜けたものの、国内各地で洪水や土砂災害などが発生。6,111世帯21,511人が被災している(10月13日フィリピン国家災害リスク削減管理委員会 発表)。
この被害状況を受け、AMDAフィリピン支部は、水や食糧などの物資が不足し、医療も必要とされている、ルソン島北部のラ・ウニオン(La Union)州に入り、ロータリークラブ マニラ101などの現地団体と合同で医療支援・物資支援を決定。17日、支部からのチームは現地に入り、支援を行う予定。
配布したチラシ
カガヤン州被災地の様子
アジア医学生協議会(AMSA)ジョネルタ支部
AMSAジョネルタ支部会長 カレン・マルティネス
台風19号の被災者に対する支援活動を行ったAMSAジョネルタ支部会長のカレン・マルティネス氏から届いた報告を以下にご紹介します。この活動は、AMDAフィリピン支部と協力してAMSAジョネルタ支部が中心となり集めた寄付金をもとに活動が行われました。
AMDAフィリピン ナバロ支部長
11月30日、台風22号で被災したイサベラ州にて、AMDA、フィリピン開発安全女性委員会(WiNDS)、フィリピン市町村保健官協会(AMHOP)イサベラ州支部が合同で支援活動を行った。
当日、医師や看護師を含むボランティア40人がチームとして、甚大な被害を受けたイサベラ州トゥマウイニ町入り。町長夫人を訪問後、今回の活動地であるファーメルディ地区 (Barangay Fermeldy)に移動した。この地区は、最も深刻な被災地区の一つ。しかしながら、他地区に比べ、住人が約600世帯3,000人と多く、支援が行き届いていないため、この日、物資支援と医療支援を実施することとした。
AMDAは、台風22号で被災したカガヤン州 (Cagayan)及びイサベラ州 (Isabela)にて、11月21日から22日にかけて、AMDAフィリピン支部、AMSAフィリピン支部や現地協力団体らと物資支援を実施した。
加えて11月28日、AMDAはフィリピン開発安全女性委員会(WiNDS)、フィリピン市町村保健官協会(AMHOP)イサベラ州支部と合同で医療支援・物資支援を実施。医師ら約30人から成る現地チームはカガヤン州エンリレ町 (Enrile) マラクル地区 (Marracuru)に入り、197世帯に米などの食糧、衛生用品、バケツなどを配布した。
カタンドゥアネス州での物資支援活動
AMDA本部はAMDAフィリピン支部や現地協力団体らと協力し、現在、フィリピンに甚大な被害をもたらした台風19号の被災者には支援活動を実施。さらには、22号の被災者に向けた支援の調整を行っている。
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▶1. 台風19号被災者緊急支援活動
(カタンドゥアネス州 (Catanduanes))
▶2. 台風22号被災者緊急支援活動
(カガヤン州 (Cagayan)、イサベラ州 (Isabela))
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11月15日、台風19号の支援として、AMDA本部は、カタンドゥアネス州立大学、AMDAフィリピン支部、AMSAジョネルタ支部と協力し、カタンドゥアネ州 (Catanduanes)の州都ヴィラク町(Virac)内の2地区にて物資支援を実施。前日までに地元で購入・準備した米や麺類、魚缶などを、カラタガン・プロパー地区(Brangay Calatagan Proper)の120世帯とカラタガン・ティバン地区 (Barangay Calatagan Tibang)の130世帯 に配布した。17日火曜日には、サンミゲル町(San Miguel)でも支援活動を行う予定。
フィリピンに台風19号が上陸した11月1日より、AMDA本部はAMDAフィリピン支部と連絡をとってきた。まず第1回として、AMDAフィリピン支部とAMSAジョネルタ支部による、カタンドゥアネス島 (Catanduanes)への物資支援を決定。首都マニラで用意した米や麺類などの食糧を含む物資セットは7日に出発、翌日8日に船にて同島に到着した。社会行政福祉開発協会(MSWDO)と調整の上、その日中に同島在住の協力者らにより、同島南部に位置する州都ヴィラク町(Virac)バリテ地区(Barangay Balite)の263世帯への配布が完了した。
11月11日夜、台風22号(国際名:ヴァムコー、フィリピン名:ユリシーズ)がフィリピン・ルソン島に上陸し、本日12日、同島マニラ首都圏にて冠水被害などが発生していると、AMDAフィリピン支部や現地協力者らよりAMDA本部に連絡があった。
2回目の物資支援の準備を進めているカタンドゥアネス島 (Catanduanes)でも、台風19号ほどではないが、この台風により被害を受けた地域もあり、支援活動も来週に延期することとなった。
台風上陸後のカタンドゥアネス州(同州在住協力者より提供)
11月1日早朝(現地時間)、非常に強い台風19号がフィリピン東部のカタンドゥアネス島 (Catanduanes) に上陸。その後、フィリピンを横断し、約37万人が避難をするなど各地で被害をもたらしている。現地協力者によると、特にカタンドゥアネス島を含むビコール地方の被害が非常に深刻であり、現段階で死者数16人にのぼる。
予防接種の追加接種について話すレジェス氏
フィリピン支部長 エルレイ・ナバロ医師
ウェブセミナーで司会を務めるナバロ医師
今回の新型コロナウイルス感染症蔓延により、医療システムは大きな変革を迫られています。コロナ禍において医療機関が前代未聞の過酷な状況にある中、患者を救うため、最前線に立つ医療従事者の素晴らしい勇気、そして献身的な姿を至るところで見聞きします。
同時に、これまでの医療システムや公共の医療インフラが抱えていた課題が浮き彫りになりました。今、医療体制に渦巻く矛盾や不均衡に取り組むことが今まで以上に重要です。医療従事者の私たちは、今あるものの中から何を提供できるかだけでなく、状況が絶えず変化する中で、何を学んで次に活かしていくかを考える良い機会です。
セミナーで話しをするジャビレス氏
自分の体験を話すフェンテベラ医師
第2回ウェブセミナー「新たな 基準に
従って安全な職場にするには」
オンライン無料医療相談の様子
第1回ウェブセミナー
「遠隔医療(オンライン診療)」
マスクを寄贈するナバロ支部長(写真左)
ナバロ医師が
相談を受けている様子
1月31日放送(再放送2月2日)の、岡山シティエフエム FM790『RadioMOMO(レディオモモ)』に、AMDAスタッフが出演します。
「フィリピン・タール火山噴火被災者緊急支援活動」、「AMDAこども食堂支援プラットフォーム」について話しています。
歯科診療の様子
支援物資を渡すAMDA調整員
医療支援では、合同医療チームが192人を診察。特に、火山灰による影響から呼吸器疾患が大変目立った。加えて、発熱の他、暑さによる脱水が原因と思われる尿路感染症も多く
湖の真ん中に見えるタール火山
17日には、AMDAフィリピン支部の医師と、首都マニラにある複数の薬局を訪れ、風邪症状を抑える薬、抗生剤、ビタミン剤、吸入薬などを購入した。加えて、生活支援物資として、お米の保存、洗濯など様々な用途に使用できるバケツ1000個を購入した。18日、AMDA調整員はAMDAフィリピン支部関係者と
1月16日夜、マニラに到着したAMDA調整員はAMDAフィリピン支部と合流し、緊急支援活動に向けた会議に参加した。今回支援を行う場所は、避難所となっているバタンガス州(Batangas)サントトマス市(Santo Tomas) のサントトマス・ノース セントラルスクールに決定し、医療・物資両面からの支援を行うことになった。
岡山を出発する神倉調整員
首都マニラ到着後、調整員はAMDAフィリピン支部と合流し、現在も噴火が続くタール火山の噴火に伴う被災者緊急支援活動に向けた準備・調整を行う。
現地時間1月12日午後、フィリピンの首都マニラ南70キロに位置するタール火山(Taal Volcano)が噴火。地元バタンガス州(Batangas)をはじめ、広域に渡って火山灰が飛散している。フィリピン国家災害リスク削減管理委員会 (The National Disaster Risk Reduction and Management Council)の発表によれば、バタンガス州と近隣のカヴィテ州(Cavite)では12,486世帯(53,019人)が被災。10,000世帯(43、681人)が217ヵ所の避難所に避難している。また火山噴火により、これまで466回の火山性地震が観測されており、バタンガス州、カヴィテ州のみならず、ラグナ州(Laguna)でも停電が発生している。(1月15日発表)
12月13日、14日にかけ、AMDAと現地協力者らは、北サマール州ヴィクトリア町内全16地区にて食糧支援活動を行った。AMDAチームは合計8地区を訪れ、家が全壊した世帯を中心に、米や麺類などの食糧セットを配布した。また残り8地区については、地区の代表の方々がチームを訪れ、被災世帯分の食糧セットを持ち帰り、代表らから配布していただくこととした。2日間で合計993世帯への配布が完了した。また、この配布途中にチームは同町長と面会、町長は今回の支援に「ありがとう」と言いながらチームと握手した。
12月10日夜、AMDA調整員はフィリピンの首都マニラに到着。翌日11日には現地協力者らと面会し、フィリピン海軍予備役及びフィリピン開発安全女性委員会(WiNDS)との合同チームとして、フィリピン中部の北サマール(Northern Samar)州での支援内容を協議した。
12日朝、AMDA調整員は現地協力者と、4年前に台風27号の被災者に支援を実施した同州ヴィクトリア(Victoria)町を訪問。
AMDAは12月10日、強い台風28号(現地名:ティソイ(Tisoy))で甚大な被害を受けたフィリピンに向け調整員1人を緊急派遣した。現地協力者の要請を受け、フィリピン中部のサマール島で食糧品や水などの物資支援を行うほか、さらに現地のニーズにあわせて適切な対応をする予定。調整員は「被災者の救援に全力を尽くしたい」と抱負を述べた。
11月22日、AMDA及びAMDAフィリピン支部はミンダナオ島地震*で10万人以上が被災したコタバト(Cotabato)州マキララ(Makilala)で被災者を対象に医療支援活動を実施した。
今回の活動には、AMDAフィリピン支部のほか、地元のタグム医科大学 (Tagum Doctors College) 及び病院 (Tagum Doctors Hospital) などからも医師や看護師、薬剤師、ボランティア含む60人以上が参加。活動当日、参加者は早朝から車で2時間かけマキララに入り、4つの地区5つの会場に分かれ医師による診療活動などを実施した。この日、診察を行った人数は合計628人、上気道感染症が最も多く見られた。
11月20日にフィリピン・ミンダナオ島ダバオに到着したAMDA調整員は、AMDAフィリピン支部や現地協力者と合流、被害状況などの情報共有と支援活動について協議した。翌日21日は支援活動に必要な医薬品や水、食料などの買い出しを実施。その後、今回一緒に支援活動を行うタグム医科大学 (Tagum Doctors College)を訪問し、打ち合わせなども行った。
AMDAは、フィリピン・ミンダナオ島にて10月中旬より頻発する地震の被災者への支援活動のため、協力団体である岡山倉敷フィリピーノサークルのメンバー1人を調整員として派遣することを決定。調整員は19日岡山を出発し、本日20日首都マニラに到着した。現在、ミンダナオ島にあるダバオに向かっている。
真治スサン調整員は出発前、「私は、助けを必要としている人、特に今回はフィリピンの仲間たちを助けるボランティア活動が本当に好き。簡単なことではないが、母国と仲間のためにも何でもしたいと思う。」と意気込みを語った。
AMDAと、現地協力団体であるWiNDS (フィリピン開発安全女性委員会) らから成る合同チームは、11月8日、コタバト (Cotabato) 州マグペット (Magpet) 役場を訪問し協議の結果、キナルム (Kinarum) 地区での支援を決定。キナルム地区へ移動し、前日7日に用意した食料や石鹸など250世帯分の物資と、地区が持っていた米を合わせて、住人332世帯に配布した。
11月5日、日本を出発したAMDA調整員は同日夜、フィリピンの首都マニラに到着した。翌日にはマニラにてAMDAフィリピン支部、フィリピン開発安全女性委員会(Women in National Development and Security (WiNDS)、フィリピン海軍のグロリア・メルカド氏が設立)などの現地協力者らとミーティングを実施、ミンダナオ島での支援活動について協議を行った。
7日、調整員と協力者からなるAMDAチームはミンダナオ島のジェネラル・サントス市 (General Santos City)へ移動、同市の災害リスク削減・管理担当局を訪問した。
フィリピン・ミンダナオ島では10月中旬より地震が頻発、特に29日にはマグニチュード(M)6.6、2日後にはM6.5を記録した。結果として、死者21人、421人が負傷、19万人近くが被災、約2万8千人が避難生活を余儀なくされている(フィリピン国家災害リスク削減管理委員会(NDRRMC) 11月5日発表)。
11月5日、AMDAの活動に協力をいただいている岡山倉敷フィリピーノサークルのメンバー1人を調整員として現地に派遣した。調整員は出発前に、「復興には時間がかかると思う。だけど、今回の支援で少しでも被災者の方の気持ちが癒されれば。」と語った。
PRRM元代表ガニ氏
チュア先生と筆者
協力協定に署名する大統領府長官エバスコ氏
(右から2人目)と菅波代表
中段真ん中に写るエレンさん
フィリピン南部のマヨン火山の噴火を受け2月8日、岡山を出発したAMDAの調整員1名は現地時間2月9日未明フィリピンのマニラに到着した。AMDAフィリピン支部と合流後、調整員は2月10日、マニラから南に約500キロの位置にあるマヨン火山ふもとのカマリグ県(Camalig)に到着。フィリピン支部が事前に視察を行った、避難所 (Cotmon National High School)で支援活動を開始した。
今回の活動には、AMDA及びAMDAフィリピン支部のほか、AMSA(アジア医学生連絡協議会)、AMSA Alumni(アジア医学生連絡協議会卒業生部会)、地元にあるBicol University医学生、及び現地ボランティアの、計100名近い方々が参加した。医師・看護師・薬剤師などで構成される医療チームが避難所内の全家族 266世帯1071名に対し巡回診療を実施、長引く避難生活で病気にかからないための予防教育も行った。避難した人々の中には、上気道感染が最も多く、消化器系疾患なども見られた。この活動では、上記医療支援活動に加え、避難所では清潔な水を得ることが困難である等の状況を踏まえ、食糧に加えて、バケツや石鹸等の物資も配布した。
台風26号に続き、クリスマス直前にフィリピンを襲った台風27号(現地名:熱帯低気圧ビンタ)による大雨の影響で同国南部ミンダナオ島にあるカガヤンデオロ(Cagayan de Oro)川は氾濫、下流にある都市カガヤンデオロは甚大な被害を受けた。25日に大統領府官房長官上級秘書であり海軍予備役であるメルカド氏と同台風の被害状況と被災地での活動について協議した結果、AMDAは被害の大きいカガヤンデオロにて食糧物資の配布を決定した。
現地時間23日にAMDA看護師はフィリピン中部のビリラン(Biliran)島に移動し物資支援を開始、翌日2次チームの派遣者2名がチームに合流し物資支援に加わった。
両日合わせて、ナバル(Naval)市、アルメリア(Almeria)市、カイビラン(Caibiran)市、ビリラン市の8地区691世帯に支援物資を配布した。被災地の状況は、足の付け根くらいまで浸水していたり、橋が崩壊していたり、田んぼの稲が完全に浸水している状態。避難者の中には、頭を超える洪水に見舞われた人、自宅の屋根以外が全て流されてしまった人もいた。家の中・敷地内・道路に流れ込み堆積した泥をかき出し、子供も手伝って土嚢袋に入れたり道端に寄せたりしているが、なかなか地面が見えてこない状況もある。そのような状況の中、被災者の方たちは「メリークリスマス!支援物資をありがとう!」と物資を受け取られた。
現地時間12月20日早朝にフィリピンの首都マニラに到着したAMDA看護師は同日、現地協力者であるフィリピン大統領府官房長官上級秘書であり海軍予備役であるメルカド氏に会い、台風26号の被害状況について共有いただいた。フィリピン中部ビリラン島が特に甚大な被害を受けているとの情報をうけ、AMDAは23日と24日の2日間、被災者への食料物資支援を行うことに決定した。物資配布に向け、22日にAMDA看護師はメルカド氏及びスタッフと一緒にセブ島に移動し、被災地ビリラン島で配布する720世帯分の食料物資を購入。フィリピン海軍予備役司令部の協力により予備役の方々と、麺4袋、インスタントコーヒー、魚缶、ミートローフ缶、ポークビーンズ缶、各2缶、ビスケット1袋と飲料水1リットルを袋詰めにし、各家庭に配布できるよう準備した。
調整員大山マージョリーさん(右)と三宅孝士さん
避難所の子どもに「お絵かきセット」を
手渡すAMDAスタッフ
AMDA・レイテ医師会合同医療ミッション
支援活動を行ったワワやアプラヤは、被害が大きかった地域にある地区であり、農村地帯。大部分で水は引いているものの収穫直前だった稲は全滅し、大きな被害となった。被災地に向かう車窓からは、
2013年11月にフィリピンを襲った台風30号の復興支援として、AMDAは日本医師会、福山医師会と協力しレイテ医師会の会館再建を支援した。
再建された医師会会館は、従来行っていた健康指導などレイテ医師会の活動拠点として使用する他、レイテ島近辺で災害が起こった場合、災害支援拠点としての役割も担っている。
AMDAはレイテ医師会に対し、聴診器、血圧計、体重計、ドップラー超音波器などを寄贈した。
2015年3月8日、AMDA、日本医師会、福山市医師会合同「レイテ島レイテ医師会再建プロジェクト」が
約4か月の工期を経て、開所式を迎えました。
これは2013年11月に発生した、AMDAフィリピン台風30号の復興支援事業の一つとして取り組んでいるものです。
建物は2階建ての鉄骨造。災害の多いフィリピンにおいて、大きな災害にも耐えうる構造となっています。
また再建場所はタクロバン市ハリウッド。空港からサマール島につながる国道に面しており交通の便がとても良いロケーションで、
2014年12月末に東南アジアで発生した低気圧の影響により、広い地域で洪水・土砂災害が発生し、複数の国にまたがり甚大な被害が報告された。AMDAは現地の状況を鑑み、被災地の協力機関と連携を取りながらマレーシア、フィリピンの2カ国で緊急支援活動を行った。8日から実施しているフィリピンでの活動の様子を紹介する。
2014年12月末に東南アジアで発生した低気圧は、マレーシア・インドネシア・タイなど広範囲に大雨・洪水の被害をもたらした。AMDAは、この雨の影響で発生したマレーシア北部の洪水に対する緊急医療支援活動を実施。1月1日には日本からの医療チームを被災地に派遣して、地元NGO マーシーマレーシアとともに支援活動にあたった。
2013年11月8日にフィリピンの島々に大きな被害をもたらした台風30号の被災者に対してAMDAでは直後から緊急医療支援活動を実施した。2014年からは復興支援活動として無料診療、食糧配布などの活動を地元の協力団体とともに継続的に実施している。
広島県内にある33校の高校生からの寄付により、AMDAは現地協力者と合同で、7月から10月にかけてレイテ島で学用品を小学生と幼稚園生に配布することができた。
台風30号がフィリピンを襲った2013年11月8日から1年が経過した。AMDAでは現在も、フィリピンの地元団体と協力しながら被災地の復興支援活動を継続している。また11月6日からは、看護師1名を日本からレイテ島タクロバン市に派遣。慰霊祭への参加と復興支援活動を実施した。
AMDAでは台風30号被災者に対し支援を継続して行っている。現地協力機関であるフィリピンレイテ島のレイテ医師会と合同で、定期的に無料巡回診療の実施を3月から実施しており、8月と9月にも一回ずつ、無料巡回診療を行った。
フィリピン・ボホール島に建設中の、「ヘルスステーション」に設置する医療機器購入費用のご支援にご協力をお願いいたします。
2013年11月にフィリピンで発生した台風30号の被災地支援活動として、AMDAは地元協力機関と連携をしながら、医療支援を中心とした支援活動を継続している。8月と9月には、食料支援活動を実施することができた。
研修生2名は、AMDA野土路農場での日々の有機農業の実施研修のほか太陽熱養生処理研修、有機農家の視察、農業大学校や農業高校へ視察など精力的に研修に取り組んでいる。
研修生2名は、いずれも、フィリピンで有機農業に携わる農場のリーダーで、タンバロ氏とマルティレツ氏。
2013年11月8日にフィリピンで発生した台風30号の被災者に対する復興支援活動の一環として現地協力機関であるフィリピンレイテ島のレイテ医師会と合同で、定期的に無料巡回診療の実施を3月から実施しており、今回で5回目となった。
2013年11月8日にフィリピンで発生した台風30号の被災者に対する復興支援活動の一環として現地協力機関であるフィリピンレイテ島のレイテ医師会と合同で、定期的に無料巡回診療の実施を3月から実施している。
2013年10月15日現地時間8:12、ボホール島カルメンを震源とするマグニチュード7.2の地震が発生、大きな被害をもたらした。これを受け、AMDAは緊急救援活動として物資支援を実施。その後も巨大台風30号が未曾有の被害をもたらした時にはいち早く現地に入り、地震被災者の被害調査を行うなど継続して支援を続けていた。
2013年11月8日にフィリピンで発生した台風30号の被災者に対する支援活動として、AMDAは11月10日から被災地入りし、緊急医療支援活動を行ってきた。2014年1月からは復興支援に切り替え、現在も医療支援活動を継続している。
2014年4月26日、アムダと福山市医師会の共催で「フィリピン台風30号復興支援会議〜南海トラフ地震にそなえて〜」を福山市生涯学習プラザ まなびの館ローズコム(広島県福山市)を会場に開催した。これはAMDAが行っているフィリピン台風30号被災者のための復興支援事業の一環を担うもので、当日は県内外から約100人が会場を訪れた。
2013年11月8日にフィリピンで発生した台風30号の被災者に対する支援活動として、AMDAは11月10日から被災地入りし、緊急医療支援活動を行ってきた。2014年1月からは復興支援に切り替え、現在も支援活動を継続している。
10月23日までに、現地調査を終了したAMDA調整員・看護師・NAVRESCOMの現地調整員は、ほとんどの支援物資が飲料水や食料品であり、衛生面に配慮した物資支援が不足していたことから、被害が大きかった地域の一つであるマリボホック(Maribojoc)に衛生物資を配布することに決定。
2014年1月17日にフィリピン南東部の海上で発生した台風1号により、洪水被害や土砂崩れなどによる家屋の損壊などの被害が報告され、ミンダナオ島の中でも、特にサンボアンガ半島地方、北ミンダナオ地方、ダバオ地方、カラガ地方で、死者や負傷者が報告された。
フィリピン台風30号(ヨランダ)の被災者に対するAMDAの医療支援活動に対して、フィリピン保健省、Ona保健大臣から感謝状を頂きました。
広島県内の高校生がAMDAスタッフとともに、復興支援として3月24日に日本を出発しフィリピンの被災地を訪問する。
2014年3月8日、AMDAとPRRM(フィリピン農村再建運動)の共催で、「フィリピン台風30号復興支援会議“開かれた相互扶助/バヤニハン”」がフィリピンの首都マニラで開催された。(「バヤニハン」とは、フィリピン語で相互扶助の意味。)
11月8日にフィリピン南部の島々に大きな被害を発生させた台風30号(英語名:Yolanda)の被災者に対して11月10日から支援活動を実施しており、これまでにAMDA多国籍医師団やアジア相互扶助ネットワークメンバーらを含む8ヶ国27人を、被災地に派遣している。
フィリピン南部で発生した台風30号の被災者に対してAMDAは11月10日から医療チームを派遣し次いでAMDA支部にも呼びかけ、2013年12月末までに、8か国、延べ25人のスタッフを被災地に派遣した。
24日に日本を出発し、同日マニラに到着したAMDA医療チームは翌日早朝にマニラを出発し、被災地ミンダナオ島のダバオ(Davao)に到着した。現地の被災状況などを調査したところ、ダバオから車で東に約4時間のルポン町(Lupon)などの被災状況が深刻なことが分かった。
フィリピン・ミンダナオ島を中心に大雨による洪水被害が続いている。22日には雨の状況は落ち着いてきたものの未だ水の引いていないところも多く、住宅や学校、道路や橋が損壊し、住民の生活を困難にしている。また昨年11月に発生した、台風30号の被災地にも豪雨による被害が報告されており、被害は広範囲に及んでいる。
1月17日にフィリピン南東部の海上で発生した台風1号は、20日未明にフィリピン南部のミンダナオ島に上陸し、ゆっくりとしたペースで移動をしている。この台風の影響でミンダナオ島は大雨にみまわれており、洪水被害や土砂崩れなどによる家屋の損壊などの被害が報告されており、死者42人、負傷者65人、行方不明者8人、ミンダナオ島の中でも、特にサンボアンガ半島地方、北ミンダナオ地方、ダバオ地方、カラガ地方で、死者や負傷者が報告されている。
13日にマニラからパナイ島へ移動したAMDA医療チームは、カピス町(Capiz)近くの集落で巡回診療を行った。
11月8日発生したフィリピン台風30号の支援活動として、11月10日から支援活動を実施しているAMDA医療チームはこれまでに、医療支援活動や生活支援物資提供などをレイテ島(Leyte)、サマール島(Samar)パナイ島(Panay)、ボホール島(Bohol)、ネグロス島(Negros)の5つの島を拠点に活動を実施した。
フィリピン台風30号の支援活動として、被災地で活動をしているAMDA医療チームは12月5日の早朝マニラからセブ島に移動し、航路でレイテ島オルモック(Ormac)に移動。オルモック港から車で一時間弱ほどの距離にあるカナンガ町(Kanannga)のモンテベリオ・プルート地区(Montebelio Pluto)で、地区の住民54世帯150人全員に米と缶詰などの食糧支援物資を配布した。
フィリピン台風30号の支援活動として、レイテ島からサマール島で、フィリピン軍と活動を行ったAMDA医療チームからの活動報告を紹介する。
フィリピン台風30号の支援活動として、2チームに分かれて被災地で活動していた医療チームから活動報告が届いた。レイテ島パロンポン(Palompon,Leyte)からの活動報告を紹介する。
フィリピン・レイテ島を中心として甚大な被害をもたらした台風30号の被災者に対する緊急支援活動として、AMDAはこれまでに10名のスタッフを派遣した。これまでの活動地は、レイテ島(Leyte)、ボホール島(Bohol)、ネグロス島(Negros)、パナイ島(Panay)。
11月8日にフィリピン・レイテ島を中心として甚大な被害をもたらした台風30号の被災者に対する緊急支援活動として、これまでに8名のスタッフを派遣した。
【総社市記者会見】
11月18日午前9時より、総社市とAMDAの合同記者会見が開かれました。
フィリピン・レイテ島を中心として甚大な被害をもたらした台風30号の被災者に対する緊急支援活動としてこれまでに3名のスタッフを派遣した。さらに16日には第3次派遣として1名を、18日には第4次派遣として2名をマニラに派遣する。
11月8日にフィリピンに上陸した台風30号による被害の大きさが報道される中、AMDAでは第2次チームとして、調整員2名の派遣を決定した。
11月10日に日本を出発し、マニラに到着したAMDA山崎看護師は、ルソン島マニラでの情報収集を経て11日にボホール(Bohol)島に到着した。
2013年最大の勢力を持つ台風30号が、11月8日フィリピンに上陸した。レイテ島やサマール島では停電が発生し、ボラカイ島などの離島を巻き込みながらフィリピンを通過し甚大な被害をもたらしている。
20日にフィリピンマニラに到着した、AMDA医療チームはフィリピン軍(AFP)と合同で、20日、21日とマニラで被災地に関する情報収集にあたった。22日にはボホール島へ移動しフィリピン海軍(NAVRESCOM)の協力の元、22日、23日には被災地の様々な町を訪れ、支援活動のニーズ調査を行った。
フィリピン中部のボホール(Bohol)島で15日、現地時間午前8時12分にマグニチュード(M)7.1の地震が発生した(米地質調査所(USGS))。
8月18日夜から大雨により洪水被害が深刻化しているフィリピン北部・首都マニラのあるルソン島へ、8月24日に日本から医療チームを派遣し、AMDAはフィリピン軍と協働でブラカン州ハゴノイ市で物資支援・無料診療などの緊急医療支援活動を行った。
8月24日にルソン島台風洪水被災者に対する緊急医療支援活動のため、日本を出発したAMDA医療チームは、同日夜、マニラに到着し、現地協力機関であるフィリピン国軍との打ち合わせを行い、翌25日には支援物資購入と配布準備を行った。
フィリピン軍から豪雨被害の報告とともに、支援活動の打診があり、AMDAから医療チームを派遣し、緊急医療支援活動を行うことを決定した。
1月27日にフィリピンマニラに到着したAMDA第3次派遣医療チームは、現地の協力団体と合流し28日ミンダナオ島ダバオ市に到着後、被災地でのこどもたちに対する支援やおかゆの炊き出し、生活物資の配布などを行った。
AMDAは第3次派遣を決定した
11日、AMDA医療チームは日本からの派遣者3名に加え、フィリピン軍や地元ボランティア医療スタッフらの協力を得て、総勢32名で、12日早朝からミンダナオ島コンポステラバレー(Compostela Valley)州モンカヨ(Monkayo)のサンホセ地区のバランガイホール(地区の集会所)で診療活動および物資支給を行った。一行は16日にすべての活動を終え、マニラから帰国の途につく予定。
AMDAはダバオ市内で医薬品調達や食糧救援物資の購入を行い、11日よりフィリピン軍医と被災地に向かう
AMDAは第2次派遣者を決定。
12月4日早朝、フィリピン南部のミンダナオ島を台風24号・ボーファ(Bopha)が直撃した。フィリピン内では今年最悪の台風被害が報告されている。
8月11日に日本を出発して緊急医療支援活動のため、フィリピン・ルソン島に向かったAMDA医療チームは、約1週間の活動を終えて、17日に帰国した。
AMDAはフィリピン・ルソン島洪水災害に対し緊急医療支援活動を行うことを決定した
台風洪水被害を受けたフィリピン・ミンダナオ島の子どもたちへボールペンと歯ブラシを贈ろう!
1月12日からフィリピン・ミンダナオ島に向かった第3次AMDA緊急医療チームは巡回診療活動を実施した。
未だ避難生活を余儀なくされ、感染症などの報告もあるため、AMDAでは第3次医療チームとしてAMDAグループ代表・菅波茂医師とAMDA本部職員ニティアン・ビーラバーグの派遣を決定した。
12月22日にミンダナオ島カガヤン・デ・オロに到着した、AMDA日本・インドネシアの医療チームは、22日と23日に被害の大きかった地域のキャンプ地をニーズ調査のため巡回視察した。
12月21日に関西国際空港から出発したAMDA医療チーム(看護師1人、調整員1人)は、同日午後にフィリピン・マニラに到着した。
AMDAはフィリピン南部のミンダナオ島で発生した台風21号による洪水被災者の緊急支援活動を開始した
パンパンガ州での大学との合同医療ミッション
17号、19号と1週間のうちに立て続けに2つの台風に見舞われ、ことに3日のルソン島上陸後6日に再上陸という台風停滞下のフィリピンでは、洪水発生から1週間以上経過した後にも浸水状態が続いている地域や孤立する地域があるという深刻な事態になった。
フィリピン・ルソン島で発生した台風16号被害に対する緊急救援活動のため、本部よりニティアン・ヴィーラバグ調整員と古城デイジー調整員を派遣した(9月29日)。
フィリピン・ルソン島で26日から台風16号「ケッツアーナ」による大規模な洪水が発生した。フィリピン政府によると、首都マニラでは26日9時間で1ヶ月間の平均降水量を越える410.6ミリの雨が降り、1967年に記録した1日の降水量の記録334ミリを更新し、過去42年間で最悪となる水害に見舞われた。同政府は27日、マニラ首都圏や周辺地域で少なくとも73人が死亡、行方不明23人と発表するとともに、ルソン島を中心にマニラと25の州に国家非常事態を宣言した。マニラ市内の約80パーセントが浸水し、大規模な停電も発生、避難者数は28万人を超える事態となった。