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パキスタン家庭健康教育プログラム調印式・シンポジウムの開催報告

公開日:2014年06月30日
 

2014年6月24日神奈川県茅ケ崎市で茅ケ崎中央ロータリークラブが主催する「パキスタン家庭健康教育プログラム調印式・シンポジウム」が開催され、ロータリークラブメンバーを中心として約60人が来場した。調印式では、茅ケ崎中央ロータリークラブ、パキスタンのNGO「NRSP(ナショナル・ルーラル・サポート・プログラム)」とAMDAの3者が「パキスタン家庭健康教育プログラム*」を3年間実施することで合意文書を締結した。

シンポジウムには、ファルーク・アーミル駐日パキスタン大使、衆議院議員の河野太郎氏ご夫妻、国連人口基金東京事務所(UNFPA)の佐崎淳子所長、服部信明茅ケ崎市長らが来賓として出席された。

シンポジウム第一部では茅ケ崎中央ロータリークラブの出山和夫会長が開会挨拶を行い、それから、同クラブのパキスタンポリオ撲滅委員長の小川一雄氏が、ロータリークラブのポリオ撲滅活動についてパキスタンでの現地調査を中心に報告を行った。ファルーク・アーミル駐日パキスタン大使の祝辞では、これまでの日本からパキスタンへの支援に対して感謝の言葉が述べられた後、パキスタンの女性が健康教育を受けることの重要性と教育をうけることによる女性エンパワメントへの効果を強調された。


基調講演の様子

シンポジウムの様子

第二部ではUNFPAの佐崎所長が途上国の女性をとりまく教育の現状や課題、途上国の女性に対する教育が社会にもたらす波及効果などについて、データを交えて説明された。NRSPの代表として今回のために来日したアガ・アリ・ジャバド事務長は、プレゼンテーションで3年間のパキスタン家庭健康教育プログラムの実施体制を具体的に示すと共に、UNFPAなどの国際機関との連携を図ることを提案した。
 

最後に、 来賓の方々と茅ケ崎中央ロータリークラブ、NRSP、AMDAの代表者らがパネルディスカッションを行い、皆で力をあわせてパキスタンのプログラムを実行し、日本でも多くの人にプログラムについて知ってもらうための広報活動を行う必要があることで意見が一致した。

*パキスタン家庭教育プログラムとは、パキスタンの未婚女性に自身や家族の健康を守るのに必要な基礎知識を教えることを目的としたプログラムである。
 

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