ASMP特集

合同慰霊祭への挨拶文

アムダ・インターナショナル 理事長 菅波  茂
AMDA Journal 2001年 2月号より掲載

 来賓の皆様をはじめとする今日の合同慰霊祭に参加して頂きました方々に厚くお礼を申し上げます。 同時に、ミャンマー、カンボジア、ベトナム、フィリピン、インドネシアの5ヶ国で同時に実施されているこの合同慰霊祭開催に向けてご尽力いただきましたすべての方々に心から感謝申し上げます。

 アムダ・インターナショナルは世界27ヶ国に支部を持つNGOです。 私たちのキーワードは多民族、多宗教そして多文化を象徴する「多様性」です。そして私たちの目標は「多様性の共存」です。 具体的には平和を妨げる要因としての戦争、災害そして貧困を解決するプロジェクトを通して「平和への世界的なパートナーシップ」を推進しています。

 アムダ・インターナショナルは緊急人道援助および貧困策などの多くのプロジェクトをアジアの各地でおこなってきました。  プロジェクトの現場でお会いした人々から第二次世界大戦の影響が各地に残っている事実を再確認しました。 第二次世界大戦はまだ過去の歴史になっていないことを思い知らされました。少なくとも戦争の因果は三世代にわたり続き、 戦争の事実は百年経たなければ過去にならないという現実です。現在はまだ55年目です。

 アムダ・インターナショナルは日本の岡山に本部をおいています。私は第二次世界大戦においてアジア地域において多くの人々が亡くなられた事実を無視するわけにはいきません。 なぜならこの戦争は私の両親の時代に引き起こされましたが、その被害者や家族の方々は今もこのアジアに生きていらっしゃいます。 もちろん、AMDAの各支部のメンバーの中にもそのような方がたくさんいます。

 私は第二次世界大戦によって亡くなられたすべての人々の魂の冥福をお祈りすると共に、 現在生存されている関係者の方々の健康増進のためにAMDA多国籍医師団の力を持って貢献しうるプロジェクトの実施を切望しています。

 日本と現地の宗教者の方々のご協力により、この忌まわしき戦争により亡くなられた方々の魂のご冥福をお祈りすると共に、 将来もこのような忌まわしい出来事により貴重な命が失われないように私自身も祈りつづける所存です。

 私はこれをご縁といたしまして、第二次世界大戦でアジア地域にて亡くなられた人々の魂への冥福の祈りとご関係の皆様の健康増進のために、 「魂と医療のプログラム」を積極的に実施していくことを新たに決意したく思います。

 今後ともご関係の皆様方のご指導とご支援をよろしくお願い申し上げます。




緊急救援活動

アメリカ

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インドネシア

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