Sorry ,This page is written in JAPANESE. English version is not available

その他の蛋白・カロリー栄養不良(other protein-caloric malnutrition)


蛋白・カロリー栄養不良のクワシオルコールとマラスムの間には、様々な中間型が見られる(図4−6)。急性型が最も多く(図4−7)、様々な程度にカロリーの欠乏と蛋白質の欠乏を伴っている。しばしば母親や医師にも気付かれないことがあり、易感染性や栄養不良症の徴候が出現して、診察を受けて見つかることがある。母子保健センターでは定期的に体重、身長、ツルゴール、頭囲などを測定する方法が広く行なわれている。身長の伸びの遅れは栄養欠乏の期間を、体重増加の遅れはこの欠乏の重さを示している。血液生化学的検査も推奨されている。例えばprealbumine は、その低下がかなり早期に出現するので、感受性の高い検査となる。他に尿中hydroxyproline、血中の必須対非必須アミノ酸が有用である。採血が必要であるという技術的な点から、この方法を普及させるには限界がある。単純な人体の測定指数を用いた、別の分類法(表4−3)が提案されている。年令はしばしば不明のため、年令と無関係な方法(Mac Laren分類)や、栄養不良症の急性型と慢性型を鑑別するWaterlow分類が推奨されている(表4-4, 4-5, 4-6)。
熱帯医学データベースに戻る

AMDAホームページに戻る


      このページは、アムダ企画のご協力により作成されました。

            お問い合わせはmember@amda.or.jpまでお願いいたします。