1984年設立、国連経済社会理事会総合協議資格NGO 認定特定非営利活動法人AMDA

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 AMDAジャーナル(html版)

南海トラフ災害の準備進む(2017年7月発行ジャーナル夏号)

公開日:2017年08月03日
 
AMDAは未曾有の大被害が懸念される南海トラフ地震に備え、各自治体や病院との連携、被災が想定される地域の避難所での医療と救護の確保、支援物資の備蓄など準備を進めています。

5月30日には徳島県の阿南市と牟岐町、海陽町の1市2町との連携協力協定を締結しました。AMDAは徳島県、高知県の計10カ所に緊急医療支援チームを派遣する計画で順次、協定を結んでおり、今回の協定で派遣予定のすべての市町と協定を締結したことになります。

さらに、国立病院機構福山医療センター(広島県福山市)や川崎学園(岡山県倉敷市)、倉敷平成病院(同)、岡山県看護協会(岡山市)などと連携協定を結んでいます。今後も各医療機関と協定を進める予定です。

自衛隊も南海トラフ地震を想定して様々な演習を実施。AMDAなどと連携し、医療班の空輸訓練なども重ねています。

緊急医療チームの医薬品や食糧品の事前備蓄、各市町の自主防災組織との連携は今後、早急に取り組む計画です。
 

自衛隊演習訓練に参加

自衛隊機に搭乗するAMDA職員

6月24日に実施された陸上自衛隊演習「南海レスキュー」の人員空輸訓練にAMDAなどが参加しました。

AMDAと南海トラフ災害をめぐる連携協定を結んでいる徳島県美馬市から高知県の須崎市、黒潮町までのルートで実施。須崎市に入ったスタッフはヘリポートから避難所、宿泊所までの道路状況、地震発生時の港の状況を市職員や消防職員の案内を受けて視察、今後の対応など意見交換しました。

ヘリで黒潮町入りしたAMDA職員は、陸路で現地に出向いたスタッフと合流。市職員や消防団員と協議し、災害発生時の医療チームの到着するタイミング、黒潮町の医療ニーズ、防災訓練の実施時期などについてお互いが確認しました。宿泊施設や避難所の候補地、避難タワーも視察しました。

訓練当日は 合同対策本部が設けられる総社市を出発点に美馬市のホウエツ病院を経由して高知県まで医師や看護師、調整員らを空輸する計画でしたが、総社市と美馬市までのヘリ空輸は天候不良のため中止となりました。
 

5月30日に連携協定を結んだ市長・町長からのメッセージ

阿南市・岩浅嘉仁市長

南海トラフ地震が発生した場合、阿南市面積の約16%の45?が浸水し、甚大な被害が想定されています。地震・津波を想定しての災害医療訓練を実施していますが、このたびのAMDAとの協定は大規模災害に対する備えが一歩前進したと実感しています。今後は、AMDAと情報交換や交流により連携を図ってまいりたいと考えています。
 

海陽町・前田 惠町長

東日本大震災を教訓に避難路・避難タワー・備蓄倉庫の整備などを進めてまいりました。しかし、防災・減災の課題は山積しており、AMDAと協定を締結できたことにより、医療体制の強化が図れたことは大変心強く感謝申し上げます。今後とも安心して暮らせ、災害に強い町づくりをめざし着実に進めてまいります。
 

牟岐町・福井雅彦町長

近い将来、必ず来る南海トラフ地震に対し、一人でも多くの人命を守るため最大限の備えを計画的に行っています。しかし、過疎化・少子高齢化の進行と相まって、災害対応力の衰えを感じています。そのような中、AMDAとの協定締結は心強くありがたいものです。今後ともご支援をよろしくお願いします。
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