1984年設立、国連経済社会理事会総合協議資格NGO 特定非営利活動法人AMDA

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 AMDAジャーナル(html版)

インド・ブッダガヤにおけるAMDAの活動(2017年4月発行ジャーナル春号)

公開日:2017年04月27日
 

AMDAピースクリニック

健康教育を行うAMDAピースクリニックのスタッフ

仏陀が悟りを開いた地として有名なブッダガヤで2009年にAMDAピースクリニックを開院。14年に妊産婦と生後2ヵ月の乳児を対象とした母母子保健サービスを提供する「母と子のクリニック」として再スタートを切りました。今年は1月下旬から2月中旬にかけてAMDAスタッフがインドを訪問。ピースクリニックのスタッフと一緒に妊産婦の家庭訪問、クリニック内の環境整備、医療資材の整理、カルテへの記入事項についての検討、健康教育に使用する教材作成などを行いました。

母子保健サービスの提供を始めて4年になる現在では対象地域の住民と現地看護師、スタッフとの間で信頼関係が構築され、住民が成長した赤ちゃんを抱いて挨拶に訪れたり、妊産婦でなくても身体の不調を訴える住民からの健康相談を受けることもあります。今後も現地での活動を継続的にフォローしていきます。
 

インド・ビハール州シュリプール村とガヤ大学を視察

シュリプール村の「お年寄りの家」に並ぶベッド

AMDAが活動しているブッダガヤにあるシュリプール村と、隣町にあるガヤ大学を視察しました。

シュリプール村は約114世帯2000人の人々が井戸から水を汲み、牛の糞とわらを混ぜたものを燃料として火をおこすなど昔ながらの生活をしていました。ここでAMDAピースクリニックに以前勤務していたベーダ氏が決して裕福ではない村の人から土地の提供を受け、身寄りのない人々を受け入れる施設「お年寄りの家」を設立して活動しています。この村で支援の可能性を探るべく視察に行きました。

ガヤ大学では、5年前に日本に来られたマガダ大学ガヤカレッジのイスラム学長と再会し、現在行っているコミュニティ教育の視察をしました。AMDAは今後、ガヤ大学との連携を検討していきます。
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