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 コラム

第12回 備前焼作家 原田 良二様

公開日:2017年04月27日
 

連載インタビュー「支える喜び」シリーズ第12回 備前焼作家 原田 良二様



AMDAを支えてくださっている支援者の皆様に、インタビュー形式で様々なエピソードをお伺いしている「支える喜び」シリーズ。12回目となる今回は「東日本復興支援チャリティーfrom bizen」の代表として、長年にわたりAMDAをご支援してくださっている備前焼作家・原田良二さん(40歳)=備前市伊部=にお話を伺いました。
 

被災地に今、できることを

AMDA 本日はお忙しい中、ありがとうございます。「東日本復興支援チャリティーfrom bizen」は大震災直後の2011年4月4日、JR岡山駅地下街で開催されました。

原田 当初は他の備前焼イベントを計画していましたが、東日本大震災が発生し、「備前の地より今、少しでもできることを…」との思いで、知人らにメールで協力を呼び掛け、若手を中心とした備前焼作家80人が作品を持ち寄った合計507点でチャリティー販売を開始したことがきっかけです。その後、回を重ね、今回で7回目となりましたが今も50人以上の作家がメールでの呼び掛けに応じて作品をチャリティーとして出品してくれます。また、商品の搬入や展示・販売も作家が有志で行っています。販売価格は皆さんが買い求めやすいよう、すべて500円、1000円、1万円などの区切りの良い価格帯とし、市販より2〜3割安くしました。支払いは募金箱に入れていただく形をとり、売上金の全額(一部経費を除く)をAMDAと子どもの自立支援を行っている団体に寄付しています。チャリティー販売は今後も継続し、当面は10回開催を目標にしています。
 

同じ岡山の地で

AMDA 3回目からはAMDAにも大震災復興支援金として寄付をいただいています。温かいご支援は心強い励ましとなっています。

原田 AMDAは国際医療ボランティアとして30年以上にわたり、国内外を舞台に災害緊急支援やその後の復興支援に活躍されている。しかも、同じ岡山の地を拠点に活動しているのが嬉しい。郷土愛の気持ちをもって寄付を続けさせていただいています。

AMDA チャリティーは今年で7回目を迎えましたが、作品の販売を通して感じられたことがあれば教えてください。

原田 販売する作品には作家の名前と略歴を書いたしおりを木箱に入れ、購入いただいた方に親近感を持ってもらえるよう工夫しています。15歳前後の女性から「父の贈り物に」とビールカップを買ってもらったのがとても印象深いです。若者にもっと備前焼に関心を持っていただければと願っています。

AMDA 原田さんは大学卒業後、祖父や父親と一緒に備前焼を始め、18年目を迎えられました。備前焼の魅力は。
 

奥深い備前焼制作

原田 作品は湯呑や皿、花器など生活雑貨が中心で、使いやすさを追求しています。さらに千年以上の備前焼の伝統を尊重したうえで、いかに自分らしさを出していくかがテーマです。土の配合や焼き方などを通し現代に合った形、色合いを工夫していきたい。経験を重ねるごとに備前焼の“奥深さ”を感じています。

AMDA 今日は貴重なお話をありがとうございました。一層の努力を重ねてまいります。引き続きご支援をよろしくお願いします。
(インタビュー内の敬称は省略させていただきました)
 
    •  2017

 
 
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