1984年設立、国連経済社会理事会総合協議資格NGO 特定非営利活動法人AMDA

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東日本大震災・緊急支援活動16

公開日:2011年04月12日
 

震災から一か月が経過し、AMDAが緊急医療支援活動を開始して、ちょうど一か月が経過する。被災地でも黙とうが行われた。今なお続く大きな余震に、ライフラインの普及が遅れ、精神的なストレスも大きい。しかしながら、学校の再開や病院の再開などに向けて、少しずつ人々は動き出している。

【 被災地からの活動報告 岩手県 】

被災地で過ごす子どもたちの笑顔を取り戻すため、AMDAの小児科医師(愛知県在住)の呼びかけに、アンパンマンミュージアムからおもちゃやぬいぐるみなどの寄贈をいただいた。アンパンマンプログラムとして、巡回診療に出向いた際に保育園、幼稚園や託児所などに寄贈し、診療以外でも子供たちとふれあう時間をつくることで、心理的な子供たちのケアを行っている。診療の中では、ストレスによる胃腸障害、上気道炎などの増加が見られる。

あんぱんまんプログラム

目薬での対応以外に、防止策を検討。粉塵や埃などで目に違和感を感じる方が多い。避難所での食生活は、偏りがちなため、栄養プログラムを計画。今後、マルチビタミンの配布などを計画している。

【 被災地からの活動報告 宮城県南三陸町 】
12日には大森地区での巡回診療を行った。イスラエル政府医療チームの仮設テントを公立志津川病院が譲り受け、病院の再建が始まっている。今後は志津川病院で診療が受けられるようになる。

イスラエルチームの寄贈した仮設診療所

南三陸町全体では、未だノロ・ウイルスが流行っている。AMDA医療チームは予防対策や衛生指導などを重点的に行い、活動を行っているエリアには徐々に効果が現れてきている。これから少しずつ気温が高くなってくるので、引き続き衛生面などには注意が必要。4月11日時点で、志津川小学校におけるノロ・ウィルス患者は5人。(約360人が避難)

上記の報告をうけて、本部からはマルチビタミン(大槌町)、粉塵用ゴーグル(大槌町、南三陸町)、ペーパータオル(南三陸町)などを手配し、現地に向けて発送した。

【 4月11日出発  第二十三次派遣者計2名】
■今井 賢治(いまい けんじ):鍼灸師、京都府在住 <岩手県大槌町>
■佐藤 佳子(さとう よしこ):看護師、山形県在住 <岩手県大槌町>

【 4月12日出発  第二十四次派遣者計2名】
■菅波 茂(すがなみ しげる):医師、岡山県在住 <岩手県大槌町>
■菅波 知子(すがなみ ともこ):医師、岡山県在住 <岩手県大槌町>

4月12日までの派遣者予定数(4月12日現在)  計131人
医師48人 看護師27人 助産師3人 准看護師2人 薬剤師3人 心理士2人 調整員(補佐、通訳含む)43人  介護2人、 鍼灸師1人

【皆様からの募金を受け付けております】
●郵便振替:口座番号01250-2-40709
口座名「特定非営利活動法人アムダ」
*通信欄に「131」もしくは「東日本大震災」とご記入下さい
奨学金への寄付の場合は
*通信欄に「132」もしくは「東日本大震災奨学金」とご記入下さい

●楽天銀行:ロック支店 店番202 普通預金7002547
口座名「特定非営利活動法人アムダ」

●クレジットカード募金:
AMDA全日信販カード:https://amda.or.jp/content/content0001.html

●オンライン寄付サイト Give One 東日本大地震に向けての募金
http://www.giveone.net/cp/PG/CtrlPage.aspx?ctr=pm&pmk=10182

●銀行振り込み:中国銀行(銀行コード168) 奉還町支店(店番102)
普通口座2070291 口座名「特定非営利活動法人アムダ」

【お問い合わせ】
AMDAボランティアセンター
〒700-0013 岡山市北区伊福町3-31-1
TEL086−252−7700 FAX086−252−7717
E-mail: member@amda.or.jp  http://www.amda.or.jp.

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