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モンゴル眼科診療90周年記念式典出席

公開日:2018年10月25日
 
AMDA 理事 難波 妙

10月4日、モンゴル眼科診療90周年記念式典がウランバートル市内で開催され、川崎医療福祉大学感覚矯正学科学科長高裕子教授とともにAMDAも同式典に招待されました。

AMDAは、モンゴルで2008年からお年寄りの白内障事業を開始し、当時ウランバートル眼科協会会長のブルガン先生(現、モンゴル保健省眼科部長)の要請をうけ、それ以来、子どもの目の健康に注目し、プロジェクトを実施してきました。2012年からは毎年夏に高教授、視能訓練士守田好江先生を中心として、首都ウランバートル市内や郊外での小学生の眼科健診を行い、これまで1,500人以上の生徒の目を検査しました。また同時に就学前の眼科健診を制度化する重要性をモンゴルの眼科協会とともに訴え続け、昨年、モンゴル保健省により9月の第三日曜日が子どもの目の日として制定されました。

そして、今年9月3日、これまでの10年間のAMDAの活動に対し、モンゴル保健省ビャンバスレン副大臣よりAMDAと高先生、守田先生に感謝状が授与されました。



モンゴル眼科診療90周年を祝う今回の式典には、眼科関係者200名以上が参集し、AMDA理事・GPSP支援局長、難波妙が開会式で、モンゴル眼科界をけん引し、AMDAの事業を常に応援してくださったモンゴル国立医科大学バサンフー教授、そしてAMDAとともに子どもの目の健康にご尽力くださったブルガン教授その他、ご協力をいただいた多くの眼科の先生方に心からの感謝を述べました。午後からのセッションでは、高崎教授が過去3年間に行った6歳児506名の生徒の健診データをもとに86%の子どもは異常がなかったが14%に異常が見られたこと。半数は正しい眼鏡によって視力を補えること。そして残り半分は、弱視か斜視。特に弱視は4.7%(世界の平均は2〜3%)と多かったこと。遠視、乱視、近視等の屈折異常が30%であったこと。そして3〜4歳で視力検査をし、異常を発見し、適切な治療をする必要性を訴えました。また6歳児では地方と都市部の格差はなく、ポータブルのゲーム機の普及などで 視力が悪くなる傾向があることなどが発表されました。



90周年記念誌には、AMDAの活動が紹介されており、ウランバートル子ども病院の眼科部長は、子どもの眼科健診の必要性を自らも保健省に掛け合ったと話し、かつて眼鏡の重要性についてのセミナーを実施した眼科クリニックの医院長は、あの後ずっと次の機会を待っていたとAMDAへの期待を寄せるなど、会場には、10年のAMDAとの活動経験を思い出として、なつかしさとともに語りかけてくださった眼科医が多く、ともに再会を喜び合いました。また式典に出席されたモンゴル保健省セレンゲレル大臣からは、AMDAのこれまでの貢献に対し、「AMDAをよく覚えています。活動に感謝しています。」とのお言葉をいただきました。



 

モンゴル眼科診療90周年記念式典の模様
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