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北海道胆振東部地震 医療支援 参加看護師からの報告

公開日:2018年09月28日
 

緊急救援ネットワーク 看護師
山河 城春

9月13日厚真町総合福祉センターで行われる医療調整会議に参加後、JRAT(大規模災害リハビリテーション支援関連団体協議会)と連携して厚真中央小学校に入りました。そこで町保健師と面会、現場の状況を知り、医療調整会議で調整して看護師の夜間対応を主任務としてお手伝いさせていただくことになりました。


とにかく避難所にはりつき、避難されているかたの応急対応や、不安を訴えてこられる方の声を聞き、日赤救護班や厚真町保健師、北海道保健師、宮城県保健師、DPAT(災害派遣精神医療チーム)などそれぞれの医療チームとの情報共有、情報提供を行い、避難されている方といろんな医療チームとの架け橋になれるよう心がけていました。



とは言え今回、積極的に避難所内で避難者個人へのアセスメントを行うことはありませんでした。理由として避難所では、様々な医療団体が駆け抜けるように入っていて、医療職への対応そのものに嫌気があるとある避難者から言われました。まずは避難所で張り付き、少しずつ情報を得ていきました。問題としては、全員の掌握が困難であり、実際関わっていない避難者の場合は個別情報を十分にはとれていませんでした。が、その場合北海道や厚真町一般職の避難所スタッフに普段の状況を聞いたりしていました。

そうして避難所スタッフや他医療チームと私で、徹底的に何度も情報共有することにより、徐々に避難所内の避難者全員へのアセスメントと、運営側やいろんな医療チームの連携を強化、結果として避難者へのいろんな医療従事者が過度に接触することを避け、負担軽減および必要な医療を提供すべく繋げていくことができたのだと思います。

災害発生時にいろんな医療団体が動きます。それぞれが得意分野を持っています。ある一つの団体だけが特化したりオールマイティーになれば、その団体が撤退後に問題が生じます。今回のように、いろんな医療チームや保健師との徹底的に情報を共有しながら、それぞれ持ち味を出して避難者の方々に必要なことを繋いでいくという形。今後の教訓として役立てればと先に撤退していく医療チーム員と話したりしました。

最後になりますが、被災により亡くなられた方々のご冥福をお祈りさせていただくとともに、被災された方々が少しでも良い方へ向いてくれればと願うばかりです。
 

 

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