1984年設立、国連経済社会理事会総合協議資格NGO 認定特定非営利活動法人AMDA

絞り込み


※2006年以降の記事を検索

GPSP10事業(4分野)

国別

分野別

プロジェクト

掲載媒体・新聞雑誌

 活動履歴

AMDA速報35 西日本豪雨災害被災者緊急支援活動

公開日:2018年08月11日
 
8月11日、AMDAは多くのボランティアの方にご協力をいただき、引き続きサンワーク総社(総社市)、真備公民館薗分館(倉敷市真備町)、岡田小学校(倉敷市真備町)の3か所の避難所と、真備公民館岡田分館(倉敷市真備町)の救護所で支援活動を継続して行っている。

今回は、8月9日よりAMDA南海トラフ災害対応プラットフォーム*協力自治体の一つである黒潮町より新たに5人目となる保健師1人を、そして8日より徳島県美波町より看護師2人、調整員1人を派遣いただき、AMDAの活動にご協力いただいている。加えて、8月9日には協力協定を結んでいる岡山県立大学より1人、玉野総合医療専門学校から2人がボランティアとして活動に参加してくださった。

*当プラットフォームは、AMDA、岡山県、香川県、高知県、徳島県の協力自治体、協力医療機関と企業などにご参加いただいて、南海トラフ災害が発災した際、協力して被災地支援を行っていく体制のこと。

 

8月9日の活動レポート

 

真備公民館岡田分館(倉敷市真備町)救護所での医療支援:派遣者の声


9日、AMDAは看護師2人、調整員1人を倉敷市真備町岡田分館に設置された救護所に派遣し、総社市保健師と倉敷市社会福祉協議会医療ボランティア2人と協働で、医療支援を行った。2班に分かれ、1班は地域の被災者の方や復旧活動に参加した47人のボランティア(総社からのボランティア32人、倉敷からのボランティア15人)が体調不良になった場合に備えて、救護所で待機。もう1班は救護バッグ、AED、飲み物、おしぼり、氷嚢の入ったボックスを一輪車に載せ、ボランティアが入っている家とその周辺を徒歩で巡回、熱中症対策の呼びかけとともに、おしぼりや氷嚢を配布し、飲み物を勧めた。幸いなことに、対応した傷病者は昨日に引き続きいなかった。巡回の際、被災した住民の方と話す機会があり、中には30分近くお話を伺うこともあった。住民からは「看護師さんや保健師さんが巡回に来てくれて嬉しい。」との声が聞かれた。

活動に参加した看護師と調整員は、「発災から1か月以上が過ぎ、ニーズの変化を肌で感じた。」「地域に住んでいるボランティアさんが、ごみの片付けや清掃など環境整備のため岡田分館に来られていて、地元の結束が強いと感じた。」「被災地を巡回して、衝撃を受けた。『もっと奥の地域は2階まで浸水したが、自分たちの家は2階が無事だった。それを考えたら大丈夫。』という声を聞いて、被災地の人たちの『やらんといけん』という想いを感じた。今回の経験を通じて、もし南海トラフ災害で地元が被災したら現地を巡回していきたいと思った。」と話した。

 

倉敷市立岡田小学校避難所:AMDA災害鍼灸チームからのレポート


岡田小学校での避難生活も1か月以上が経ち、避難者の状況も更に変化している。避難所内の清掃ボランティア活動に参加している避難者、そしてまばらではあるが、みなし住宅や別の避難所に移る方も出てきている。AMDAが活動するケアルームを訪れていた方々が、岡田小学校を去ることになったからとお別れの挨拶に来ることが多くなった。

AMDAが活動を始めた頃は被災による緊張やストレスで警戒感があった方々も、鍼治療後少しずつ笑顔になり、会話も増え、現在では冗談まで言えるようになってきている。参加する鍼灸師も、鍼治療が避難者の方々の体だけでなく、リラックス効果をもたらし、不眠症状の改善なども見られると語った。この災害鍼灸活動が避難者の心の癒しに役立っていると実感している。

9日、AMDA災害鍼灸チームは14人に対し鍼灸治療を実施したほか、マッサージ師によるマッサージを5人が、足浴を6人が利用した。

 

勤労者総合福祉センター・サンワーク総社:保健師による健康支援と災害鍼灸チームの活動


9日、AMDAはサンワーク総社(避難者数:18世帯35人)に看護師1人と調整員1人を、午後からは看護師と交代する形で保健師1人を派遣した。自治体の保健師らと連携し、避難者の健康支援活動を継続している。昼間はほとんどの方が外出されていて、夕方には自宅の片付けを終えた方々が続々と帰ってこられる。その中には、体調不良を我慢して家の片付けをされている方もいる。その方の体調を周りの避難者が心配している様子をこの日、AMDA保健師は見て、「避難者同士で体調を気遣いながら生活していることに感動した。」と話した。

また、午前中、AMDAから派遣した鍼灸師が5人の治療を行った。治療を受けた避難者からはリラックスできてよかった、とお話された。

 

看護師による見守り対応:真備公民館薗分館(倉敷市真備町)


8日、引き続き真備公民館薗分館(倉敷市真備町)に看護師1人を派遣し、施設の職員らとともに施設から避難した高齢者の健康支援にあたっている。布団干し、食事の準備と見守りのほか、レクリエーションの時間には、一緒に風船で遊んで避難者さんも盛り上がった。避難者の生活に寄り添った援助を継続していく。

 

派遣者一覧

 

■協力機関等からの派遣者(8月9日 総社市) *職種別五十音順、敬称略

・横井 知子(よこい ともこ)保健師/AMDA南海トラフ災害対応プラットフォーム協力自治体・黒潮町職員/38歳
・石堂 智行(いしどう ともゆき)調整員/AMDA緊急救援ネットワーク登録メンバー/48歳
・難波 和代(なんば かずよ)調整員/地元ボランティア/29歳
 

■協力機関等からの派遣者(8月9日 倉敷市真備町) *職種別五十音順、敬称略

【真備公民館岡田分館】
・木村 光代(きむら てるよ)看護師/美波病院/38歳
・篠原 範臣(しのはら のりたか)看護師/美波病院/48歳
・近藤 和人(こんどう かずひと)調整員/美波町職員/55歳

【岡田小学校】
・アルタンザガス アディヤスレン 医師/モンゴル・ウランバートルエマージェンシーサービス103/29歳
・小野田 春花(おのだ はるか)看護師/ AMDA緊急救援ネットワーク登録メンバー/23歳(但し、午前中は総社)
・菅原 久美子(すがはら くみこ)看護師・調整員/AMDA緊急救援ネットワーク登録メンバー/38歳
・高倉 果林(たかくら かりん)医療調整員/ AMDA緊急救援ネットワーク登録メンバー/45歳
・上田 誠(うえだ まこと)鍼灸師/岡山県鍼灸マッサージ師会/41歳
・小林 大祐(こばやし だいすけ)鍼灸師/AMDA緊急救援ネットワーク登録メンバー/33歳(但し、午前中は総社)
・村上 高康(むらかみ たかやす)鍼灸師/ 常葉大学/40歳
・山口 大輔(やまぐち だいすけ)鍼灸師/朝日医療大学校鍼灸学科/45歳
・山崎 克枝(やまさき かつえ)あんまマッサージ指圧師/48歳

【真備公民館薗分館】
・山河 城春(やまかわ しろはる)看護師/AMDA緊急救援ネットワーク登録メンバー/43歳
 

■本部からの派遣者(8月9日) *派遣順

・難波 妙(なんば たえ)調整員/AMDA本部職員/総社市在住/55歳
・橋本 千明(はしもと ちあき)看護師/AMDA本部職員/岡山市在住/38歳
・岩尾 智子(いわお ともこ)看護師(米国資格)・調整員/AMDA本部職員/岡山市在住/34歳
・大西 彰(おおにし あきら)調整員/AMDA本部職員/岡山市在住/50歳
・クリス バーフット 調整員/ AMDA本部職員/岡山市在住/26歳
・アルチャナ シュレスタ ジョシ 調整員/AMDA本部職員/倉敷市在住/42歳

 

【皆様からの募金を受け付けております】

■郵便振替
■口座番号:01250-2-40709 口座名:特定非営利活動法人アムダ
 *通信欄に「西日本大雨緊急支援活動」とご記入下さい

■楽天銀行
■ロック支店 普通預金 口座番号:7002547 口座名:特定非営利活動法人アムダ

■中国銀行
■一宮支店 普通口座 口座番号:1347410 口座名:特定非営利活動法人アムダ

■PAYPAL・クレジットカードでの募金も受け付けています。詳細はホームページをご覧ください。

なお、ご寄付指定いただいた緊急救援活動の寄付総額が、その活動の支出経費を超えた場合には、他の緊急救援活動に充当させていただくことがあります。ご了承をお願いいたします。
 

【お問い合わせ】AMDAボランティアセンター

〒700-0013 岡山市北区伊福町3-31-1 TEL:086-252-7700
FAX:086-252-7717
E-mail: member@amda.or.jp
http://www.amda.or.jp
 
    •  GPSP多国籍医師団(平和構築)
    •  日本
    •  2018
    •  緊急救援・復興支援
    •  西日本豪雨災害

 
 
PAGE TOP