1984年設立、国連経済社会理事会総合協議資格NGO 認定特定非営利活動法人AMDA

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AMDA速報26 西日本豪雨災害被災者緊急支援活動

公開日:2018年08月01日
 
8月1日、台風後は再び35度を超える猛暑日が続いている。本日も終日、サンワーク総社(総社市)、真備公民館薗分館(倉敷市真備町)、岡田小学校(倉敷市真備町)の3カ所の避難所で支援活動を実施している。

7月31日と本日、協力協定を結んでいる県立大学から各1人ずつ支援活動に参加いただいている。

被災者の方の中には、自宅が大きな被害を受け、現在もボランティアの方などに協力いただきながら片付けを続けておられる方もいる。ボランティアの力なくては、片付けも前に進まないのが現状だ。しかしながら、片付けを手伝うボランティア自身が、自分一人が休憩したり、横になったりするのは「申し訳ない」と、ついつい頑張ってしまい体調を崩したり、腰痛などが悪化するケースもみられる。発災からもうすぐ1か月が経過しようとする中、被災者の心身の疲労やストレスの蓄積も大きくなっている。AMDAは自治体の保健師や医療機関と連携し、必要に応じて情報共有をしながら、引き続き包括的な健康支援を継続していく。

 

7月31日の活動レポート

 

倉敷市立岡田小学校避難所 AMDA災害鍼灸チームからのレポート


AMDA災害鍼灸チームの活動スタートから約2週間が経過した。31日には、16人の治療を行った。うち初診が4人、再診が12人。患者の半数を40,50歳代が占めている。不眠や眠りの浅い方が多く、本人に自覚症状はないものの、治療を通じて、患者の倦怠感や疲労感を感じる。このような患者には、からだの緊張を取るような鍼治療を行っている。通常の鍼灸利用では1人の患者に60分以上時間を割き、患者の状況によっては鍼と灸を併用した治療を行えるが、災害鍼灸治療の場合、少しでも多くの患者さんへの対応ができるようにと1人の患者にかけられる時間が30分としている。さらに、煙や匂いが避難所の中に漂うことを懸念して灸の併用は避けている。このため限られた中で、浅めの刺激を継続的に行う必要があり、なるべく再診していただくことをお勧めしている。治療を受けられた患者の方は、鍼治療の良さを実感し、再診の予約を取って帰ってくださるので、非常に需要のある活動だと感じているが、そのために初診の方の予約が取りにくくなっている現状が、現在の課題となっている。

その他にも、鍼灸治療の他にもあんま施術、足浴の受け入れを実施。あんまは7人、足浴は14人に利用いただいた。

 

看護師による見守り対応 真備公民館薗分館(倉敷市真備町)


施設から避難されていて見守りが必要な高齢者と薗分館に日中のみ通って来られる方、合わせて約20人が集まる真備公民館薗分館に、AMDA看護師1人を派遣し、施設職員とともに、避難者および日中に来訪する高齢者などに対して健康支援活動を行った。30日には、車で入浴受け入れ施設に移動し、入浴の介助を行ったり、食事の準備・見守りや散歩への同行などを行った。そのほかにも、AMDA看護師が夜勤で入る際には、見守りやトイレ介助を中心とした活動をしている。

 

勤労者総合福祉センター・サンワーク総社 保健師による健康支援と災害鍼灸チームの活動


31日、AMDAは保健師1人と調整員1人を、現在19世帯39人が生活しているサンワーク総社の避難所に派遣して(31日時点総社市発表)、自治体の保健師らと連携して、避難者の医療・健康支援活動にあたった。さらに午前中にはAMDA鍼灸師1人を派遣し、1人の治療を行った。この避難所でAMDAの医療チームとして活動してくださった保健師は、AMDA南海トラフプラットフォームの協力自治体である高知県黒潮町からの参加。 7月27日から31日までの5日間の支援活動を通じて、「今後起こりうる南海トラフ地震を見据えた際に、今回の支援活動に参加したことで避難所マニュアルの整備や、高齢者や要介助者に対する支援に関する情報を整理する必要があると改めて感じた。

また急性期が過ぎると、災害時の特別な業務だけでなく、日常を取り戻すための介護保険申請など保健師の日常業務に関する知識が役立つことが分かった。その場しのぎの対応ではなく、日常の仕組みで問題を解決していくことの大切さを感じた。」と話してくれた。今回の支援活動が、今後起こりうる災害に向けた、前向きな取り組みにつながる、力強い一歩となることを確信している。

 

派遣者一覧

 

■協力機関等からの派遣者(7月31日 総社市) *職種別五十音順


・柿内 靖(かきうち せい)保健師/AMDA南海トラフ災害対応プラットフォーム協力自治体・黒潮町職員/43歳
・瓜生 綾乃(うりう あやの)医療調整員/地元ボランティア/27歳
 

■協力機関等からの派遣者(7月31日 倉敷市真備町) *職種別五十音順


・安藤 孝子(あんどう たかこ)看護師/地元ボランティア/60歳
・早瀬 麻子(はやせ まこ)看護師・調整員/AMDA兵庫/47歳(午前中は総社)
・山河 城春(やまかわ しろはる)看護師/AMDA緊急救援ネットワーク登録メンバー/43歳
・田尻 尚美(たじり なおみ)鍼灸師/絶好調鍼灸整骨院/31歳
・松村 幸子(まつむら ゆきこ)鍼灸師/ AMDA熊本鍼灸チーム/55歳(午前中は総社)
・山崎 克枝(やまさき かつえ)あんまマッサージ指圧師/48歳
・石堂 智行(いしどう ともゆき)調整員/ AMDA緊急救援ネットワーク登録メンバー/48歳
・篠原 慎一(しのはら しんいち)調整員/地元ボランティア/41歳
・松永 健太郎(まつなが けんたろう)調整員/AMDA緊急救援ネットワーク登録メンバー/32歳
・松本 弥生(まつもと やよい)調整員/地元ボランティア/39歳
 

■本部からの派遣者(7月31日、派遣順)


・難波 妙(なんば たえ)調整員/AMDA本部職員/総社市在住/55歳
・橋本 千明(はしもと ちあき)看護師/AMDA本部職員/岡山市在住/38歳
・岩尾 智子(いわお ともこ)看護師(米国資格)・調整員/AMDA本部職員/岡山市在住/34歳
・大西 彰(おおにし あきら)調整員/AMDA本部職員/岡山市在住/50歳
・クリス バーフット 調整員/ AMDA本部職員/岡山市在住/26歳
 

【皆様からの募金を受け付けております】

■郵便振替■
口座番号:01250-2-40709 口座名:特定非営利活動法人アムダ
*通信欄に「西日本大雨緊急支援活動」とご記入下さい

■楽天銀行■
ロック支店 普通預金 口座番号:7002547
口座名:特定非営利活動法人アムダ

■中国銀行■
一宮支店 普通口座 口座番号:1347410
口座名:特定非営利活動法人アムダ

※PAYPAL・クレジットカードでの募金も受け付けています。
詳細はホームページをご覧ください。

なお、ご寄付指定いただいた緊急救援活動の寄付総額が、その活動の支出経費を超えた場合には、他の緊急救援活動に充当させていただくことがあります。ご了承をお願いいたします。

 

【お問い合わせ】AMDAボランティアセンター

〒700-0013 岡山市北区伊福町3-31-1 TEL:086-252-7700
FAX:086-252-7717
E-mail: member@amda.or.jp
http://www.amda.or.jp
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