協力協定に署名する大統領府長官エバスコ氏
(右から2人目)と菅波代表
当時のマリボホック町長と集落の代表者による会議
大統領府にてエバスコ氏と写る菅波代表
AMDAはこれまで災害発生直後、被災地にいち早く入り、被災者に寄り添うことを30年以上続けています。それは外部から人が被災地に入ることで、「ああ、助かった。私たちは忘れられていない、取り残されていない。」という安心を被災者に届けたいという想いからです。災害の規模が大きければ大きいほど、災害初期は混乱を極めており、普段であれば車で5分の距離が、道の状態や渋滞により30分以上かかることが往々にしてあります。フィリピンのような島国であれば被災地へのアクセスが限られてきます。船または飛行機が考えられますが、空港が閉まっていれば、船しかありません。そのような混乱の際には、交通網を統制している被災国政府との協力が欠かせません。
今後もどのような被災環境下においても一緒に活動できる政府機関との関係構築に取り組んでいきます。う