1984年設立、国連経済社会理事会総合協議資格NGO 認定特定非営利活動法人AMDA

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ネパール シンデゥパルチョク郡ヤムナダンダ村におけるAMDAの活動

公開日:2017年04月11日
 
2015年4月25日ネパール国土を襲った大地震から間もなく2年が経ちます。しかし、今でも多くの被災者はテントやトタン板でできた箱のような家に住んでいます。シンデゥパルチョク郡ヤムナダンダ村では、地震が起きた直後には医療支援がはいりました。この村には地震前より、診療所はなく、郡病院まで行くためには、山を2つ越え、整備されていない道を車で5時間程度、ひた走らなければなりません。
そのため、住民たちは体調が悪くなっても、すぐに医師に診てもらうことは不可能です。
また、この2年間は一度も健康診断なども行われたことはなく、住民の健康状態は把握されていない状況でした。

パルチョク郡カディチョクにある国際赤十字現地支部の依頼を受け、AMDAネパールはAMDAの支援のもと、3月13日にヤムナダンダ村で無料健康診断を実施しました。AMDA ネパールはカトマンズから内科医1名、歯科医1名、歯科衛生士兼調整員1名と助手1名をこの村に派遣し、大地震で建物が全壊した学校の敷地内の仮設校舎で健康診断を行いました。



現在、地震で倒壊した学校の建物は建設中のため、トタン板やプレハブでできた仮設校舎で、350人の児童は、お互いの声がきこえるような環境の中、勉強しています。またトイレは男性用が二つ、女性用が一つしかありません。

511世帯、2600人が住むこの村にAMDA 医療チームがこの学校に到着し、健康診断の準備を始めると地域住民が続々と集まってきました。内科医と歯科医が合計105人を診察しました。目の炎症、胃炎、皮膚疾患、呼吸疾患の患者が多くいました。診察の後は必要な薬を無料で配布しました。受診した患者の中には病院で検査を受ける必要がある患者もたくさんいました。彼らは貧困や、病院へのアクセスが悪いことを理由に病気を抱えながらも病院には行かず、そのため病気が悪化しているケースもありました。このような患者に医師たちは、病院に行ってもう一度検査を受けるように説得しました。




また、歯科疾患で苦しむ多くの人々も健康診断に訪れていました。う歯の患者の抜歯をしたり、歯の磨き方の指導をしたり、無料で歯ブラシと歯磨き粉を配ったりしました。歯の痛みで苦しむ多くの児童たちは、歯科医に診てもらって、歯の手入れについて指導を受けていました。乳歯が抜けた後、永久歯が自然に生えてくることを初めて知って喜ぶ児童もいました。



ネパールには地理的要因から道路状況が悪く、医療サービスを受けられていない地域に住んでいる人々がたくさんおられます。今後もAMDA はAMDAネパールと共にこのような地域で無料健康診断を実施することを検討していきます。
 
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