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AMDA-台湾IHA合同インドネシア・パレパレ口唇口蓋裂手術ミッション

公開日:2015年06月15日
 
AMDAインドネシア、セレベス・クレフトセンター(Celebes Cleft Centre[CCC])と協働で、AMDAインターナショナルはインドネシア・東スラウェシ島パレパレ市において無料口唇口蓋裂手術プログラムを実施した。

台湾IHAとは、以前からスリランカやトルコにおいて白内障手術、歯科診療プログラムを行っているが、今回5回目となる合同ミッションは、初めてのインドネシアでの開催となった。


 

 

活動地となったパレパレは遠隔地であり、口唇口蓋裂手術に対する需要があったためAMDAインドネシアが選定した。
このプログラム実施のため、10名(医師5名、看護師3名を含む)からなる医療チームが台湾IHAから派遣された。

AMDAからは1名の調整員がスラウェシ島マカッサルにあるスルタンハサヌディン国際空港に到着し、そこからバスで3時間離れた活動地パレパレ市のアンディマカッサウ(Andi Makkasau)病院に到着し、セレベス・クレフトセンターのインドネシア人形成外科医6名と合流した。

5月28日には患者のスクリーニングを行い、翌29日と30日の丸2日かけて合計30名に無料口唇口蓋裂手術を行うことができた。

口唇裂、口蓋裂、口唇口蓋裂、または、一度口唇形成術を受けたが、再手術が必要な患者に対して口唇形成術、口蓋形成術、咽頭弁移植術、唇、鼻の形成など複雑な手術治療を行った。
また、台湾からの看護師は患者とその家族に対して、術後の創傷ケア教育を行った。
 

 

患者30名のうち20名が女性、10名が男性であった。年齢別でみると、14歳から27歳の患者が7名、6ヶ月から9歳の患者が23名であった。
これらの患者のほとんどが、セレベス・クレフトセンターの無料手術の情報を家族や友人、メディアから見聞きして、他の島からはるばるやってきていた。

活動場所として手術室3部屋を提供してくださったアンディマカッサウ病院の院長、副委員長からは、無料口唇口蓋裂手術ミッションに対して大変感謝された。
 

また、南スラウェシ、パレパレ市長からは合同チームが行った活動に対する感謝の言葉と共に盾もいただいた。

この活動は、現地の新聞にも紹介された。

 
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